ⅳ 「サンフランシスコ平和(講和)条約における日朝関係」の描き方
① 実物コピー1/2
【育鵬社】
※条約の内容が無記
【自由社】
※条約の内容が無記
【東京書籍】
【帝国書院】
※条約についてくわしいですね。(平和条約の描き方については、後日、独 . . . 本文を読む
③ まとめと考察
1 巻末索引「竹島」の有無
・育鵬社は、「種子島」はあるが「竹島」がない。→ △ (※他社はすべて有り)
2 「島根県編入」の描き方
ほぼ足並みがそろっているが、それは各社の判断というわけではなく、《2014(平26)年の検定基準の改定》という”国家による強制”によるもの。
《強制されなければ&r . . . 本文を読む
ⅲ 「竹島侵略」の描き方
① 基礎知識 ~その1~
<ウィキペデア:竹島(島根県)>より
・「竹島(たけしま)は、日本海の南西部に位置する島。主に2つの急峻な岩石でできた島からなる。1952年以降韓国が実効支配を継続しており、日本および北朝鮮がそれぞれ領有権を主張している。「竹島」は日本における呼称で、韓国・北朝鮮では「独島(獨島、トクト、독도、Dokdo)」、第三国では中立的立場から「リア . . . 本文を読む
② まとめと考察
1 「二国の独立」の描き方 ほぼ同じ。
2 「朝鮮戦争」の描き方
「冷戦(=米ソの世界覇権争い)」は、すでに第2次世界大戦中に始まったようだ。 朝鮮戦争は単なる「祖国統一戦争」ではなく、ソ連の意向・支援抜きでは起きなかっただろう。
「米中の新冷戦か?」とも言われている現在、中学生には、隣国で起きた「米ソ冷戦」・「代理戦争」・「覇権 . . . 本文を読む
① 実物コピー 2/2
【教育出版】
【日本文教】
【清水書院】
【学び舎】
※学び舎は”朝鮮半島関係”のことはとてもくわしく書く。 . . . 本文を読む
ⅱ 「独立・朝鮮戦争」の描き方のちがい
① 実物コピー 1/2
【育鵬社】
【自由社】
【東京書籍】
【帝国書院】
4社ともおおむね同じようですね。
~次回、実物コピー2/2~
<全リンク⇒1へ> <日朝関係(戦後)181・182・183 . . . 本文を読む
3 「関連記述」の描き方のちがい
《中国亜大陸と朝鮮半島、フィリピン(※戦後しばらく)を除けば、
そのほかのアジアの国々は、戦前から今までおおよそ”親日(的)”である》ことは、今では日本でもよく知られるようになっていると思われる。 (※ほとんどは、1905(明38)年の日露戦争以来のようだ。)
《日本軍に占領されていたのに、なぜ親日的?》と思 . . . 本文を読む
2 「日本にいた朝鮮人引揚者の状況」の描き方のちがい ⑶ ~まとめ表再掲~
② 考察と評価 1/2
~前回の中間まとめ2 の要約~
・終戦時の在日朝鮮人およそ210万人(推測)のうち、帰還者:140万人、自発的残留者:約60万人。
※内地の炭鉱や工場などに「徴用」されていた朝鮮人のうち、残ったのは245人だけ。
・1959(昭和34)年当時の在日朝鮮人の人数・・・約 . . . 本文を読む
2 「日本にいた朝鮮人引揚者の状況」の描き方のちがい ⑵ ~まとめ表再掲~
① 基礎知識 その2
~前回の中間まとめの要約~
・1959年当時の在日朝鮮人=【終戦時の残留者】 + 【戦後密入国者】(=「20万から40万と推定される密航者 およびその子孫」)
では、終戦直後にふるさと朝鮮に帰った人数と、「そのまま日本に定住した」人数は何人?
. . . 本文を読む
2 「日本にいた朝鮮人引揚者の状況」の描き方のちがい ⑴
朝鮮人引揚者について言及しているのは、東京書籍と学び舎の2社のみなので、ここでは、”2社それぞれの内容は妥当なのか?”、”他社は書くべきなのではないか?”という問題意識(疑問点)をもって調べる。
特に、”在日コリアン(=在日する朝鮮半島両国 . . . 本文を読む
1 「朝鮮にいた日本人引き揚げ者(帰国者)の状況」の描き方のちがい ⑶
~まとめ表再掲~
② 考察と評価
■一部の島国の民と、大陸の民との大きなちがい
1万年以上昔からの縄文文化以来、海外からの渡来人をほぼ融和的に受け入れてきた日本人はなかなか想像できないだろうが、
”大陸”では、部族間、民族間、国家間の関係は、ほとんどが& . . . 本文を読む
■まとめと考察 2 ~まとめ表再掲~
1 「朝鮮にいた日本人引き揚げ者(帰国者)の状況」の描き方のちがい ⑵
① 基礎知識 2/2
※朝鮮北部はソ連軍、南部は米軍の支配下だった。北でも南でも”悲惨、凄惨”な事件が頻発した。
<ウィキペデア:「引き揚げ」>より
・「引き揚げ事業の実施
実際の引き揚げ事業も上記5つの軍管区ごとに実施された。陸軍 . . . 本文を読む
■まとめと考察 1
1 「朝鮮にいた日本人引き揚げ者(帰国者)の状況」の描き方のちがい ⑴
① 基礎知識 1/2
■戦後日本人の残念な”知識”状況
残念ながら、
戦後の新制中学校の「戦後教育」しか受けていない日本人(=84歳以下、67の私も)は、
《1931年:「満州事変」から「支那事変」「大東亜戦争」~1952年:講和条約まで (米 . . . 本文を読む
■実物コピー 2/2
【教育出版】
【日本文教】
【清水書院】
【学び舎】
~次回、民間人(日本人、朝鮮人)引き揚げの描き方など分析し . . . 本文を読む