③ まとめと考察
1 巻末索引「竹島」の有無
・育鵬社は、「種子島」はあるが「竹島」がない。→ △ (※他社はすべて有り)
2 「島根県編入」の描き方
ほぼ足並みがそろっているが、それは各社の判断というわけではなく、《2014(平26)年の検定基準の改定》という”国家による強制”によるもの。
《強制されなければ”庶民レベルまで広がった国際交流時代の国民の必須知識”さえ意図的に書かない教科書があった(ある)》 ということが、世界標準(=国益重視)では異様なことだろう。
(※”謙虚”は日本伝統の美徳ではあるが、”基本が弱肉強食の人類社会”では、今はまだ”弱み”になってしまう。)
強制されなくとも、自分の好悪や価値観は抑えて、《国民すべてが知っておくべきこと》を教えなければ、これからの日本人が地球規模の人類社会でたくましくわたりあうことはできなくなる。
今でさえ、”お人よし日本人”、”だましやすい日本人”と、敵性国人に言われつづけているのに…
3 「韓国の侵略~現在の状況」の描き方
・韓国の竹島侵略(=武力による奪取と占領)を書いていない! → × 清水書院、学び舎
・日本と韓国(侵略国)の主張をほぼ対等に描いている。「国際法」違反の「不法な占拠」だと書いていない。→ △ 日本文教
~次回から、「サンフランシスコ平和条約」(講和条約)の描き方~
<全リンク⇒1へ> <日朝関係(戦後)181・182・183・184・185・186・187・188・189・190・191・192・193・194・195・196・197・198・199・200・201・202・203・204・205・206・207・208・209・210・211・>