やおよろずの神々の棲む国でⅡ

〝世界に貢献する誇りある日本″の実現を願いつつ、生きること、ことば、子育て、政治・経済などについて考えつづけます。

言語論32 5(3)この論で使う分類法 その2

2010年05月31日 | 日本語について
第5章 単語の種類  ~宇宙を分類してみよう~ (3)「子どもにわかる言語論」で使う分類法 ■意味による分類項目 その2 ◇できごと・・・物が変化している現象や、物の状態のこと  ◎自然のできごと     ○名詞の形・・・生 死 雨 音 病気 災害 層 姿 日食   ○動詞の形・・・生きる 死ぬ 降る 聞く 患う 起きる 重なる 見る  ◎人工のできごと   ○名詞の形・・・ . . . 本文を読む

言語論31 5(3) この論で使う分類法

2010年05月28日 | 日本語について
第5章 単語の種類  ~宇宙を分類してみよう~ (3)「子どもにわかる言語論」で使う分類法  分類するのは【宇宙のものごと】そのものではなく、「【宇宙のものごと】を表している言葉(単語)」。したがって、ここでは、分類の観点として、《意味:宇宙のものごと》による分類と《「文や文章」をつくるときの役割(機能、働き)を中心にした分類》の2つの観点を同時に使って分類する。  なお、《意味》 . . . 本文を読む

言語論30 5(2)単語の分類のしかたはいろいろある

2010年05月26日 | 日本語について
第5章 単語の種類  ~宇宙を分類してみよう~ (2) 単語(語彙)の分類のしかたはいろいろある ■すべての単語を分類する方法 ・意味による分類・・・言葉は宇宙のものごとを表しているので、これは宇宙の分類そのもの。《願参照:前回》 ・「文や文章」をつくるときの役割(機能、働き)を中心にした分類・・・例:日本語の品詞=自立語(活用語/非活用語)、付属語。《願参照:ウィキペディア「品 . . . 本文を読む

不整脈の原因を探す

2010年05月25日 | ~h27 その他の記事
 4年ほど前から不整脈が始まり、日常生活は普通にできたが、運動量を制限したり、トランペットの演奏をやめたりとなにかと影響が大きかった。  しかし、最近かなり改善してきているので、これまで推測してきた原因仮説について検証してみる。 1.精神的ストレス・・・公立小学校の校長として解決すべき問題からのプレッシャー=●不意にやってくるトラブル:子どもの不登校・登校しぶりや非行などの問題行動/崩れそうにな . . . 本文を読む

模擬討論:「拝金」シリーズ開始!

2010年05月23日 | ~h27 生き方/文明
 日本や世界のできごとや事件を見続けていると、その根底に(発生要因として)、「お金への欲望」が見えてくる。そこで、今日から息の長い拝金シリーズを模擬討論の形で始めてみたい。  始めるにあたって、前提になる認識を共有するために、《人の行動の理由・動機・原因など》について考えてみる。 1.人は何のために行動するのか? (人の行動の動因) (1) 動物としてのヒトの行動の動因(生物的: . . . 本文を読む

人の子もつばめの子のようにたくましく育ってほしい!

2010年05月19日 | ~h27 生き方/文明
 '08おととしの雛たち    なんとたくましい子どもたち・・・幼い子どもたちの断固とした口の開け方、大きくなった子(右端)のひたむきで凛々しい眼差し!    我が家のつばめたちは受難の歴史をもっている。  巣は、母屋と離れ(世代間の無用の軋轢をさけるために20年ほど前に借金して建てた20坪弱の我が家)の向かい合った玄関どうしをつなぐ雨よけ屋根の下に、初代が10年ほど昔に作ったもの。  実は、 . . . 本文を読む

子どもにわかる言語論29 ~5章:単語の種類

2010年05月18日 | 日本語について
これまでの章 ~1言葉が生まれるとき 2言葉はなにを表しているか 3言葉を作っている材料はなにか 4言葉はどこにあるか 第5章 単語の種類  ~宇宙を分類してみよう~ (1) 宇宙の分類法:いろいろな科学   単語というのは、宇宙にあるものごと(=ひとまとまりの《物》《物の変化やようす》《物と物との関係》など)について、人がつけた名前(呼び方・言葉)である。だから、単語 . . . 本文を読む

鳩山総理の言うように「日本はもっと開かれた国にしなければいけない」か? ~《模擬討論シリーズ》開始~

2010年05月14日 | ~h27 政治経済
新《模擬討論(ディベート)》シリーズ 第1弾  最近、鳩山総理の真の姿を追求(or誹謗?中傷?)しようとするためのキーワードがメディア上にあふれているようだ。  「友愛・博愛主義者」「フリーメーソン?」「小鳩連合」「鳩ポッポ」「宇宙人」「地球市民」「アナーキスト(無政府主義者)」「大金持ちのお坊ちゃん」「反米主義者」「(韓国の)統一教会信者?」「ノムヒョン以上」「ああ言えばこう言う」「リーダーシ . . . 本文を読む

言語論28 ~4章:言葉はどこにあるか?(結論)

2010年05月07日 | 日本語について
(3) ヒトの中にある言葉 ~その3~ ■自分の中にはなにがあるのだろう?  前回、「自分にとって他人は《外にある物》である。」ということを説明した。しかし、《自分のこと》となるとかなり違ってくる。  まず、自分を「物」として観る場合は、他人を観るのと同じである。現代では、さまざなな「観る器械」があるので、かつて自分では見れなかった自分の体内の内臓(映像などで)や、筋肉や脳を流れる電流(心電 . . . 本文を読む

子どもにわかる言語論27 ~4(3)ヒトの中にある言葉 その2~

2010年05月05日 | 日本語について
これまで:1言葉が生まれるとき 2言葉はなにを表しているか 3言葉を作っている材料はなにか 4言葉はどこにあるか (1)《ある(在る)》とはどういうことか? (2) ヒトの外にある言葉  (3) ヒトの中にある言葉 ~その2~  言葉は記号と「意味」からできており、物である「言葉を表す記号(文字、声、点字など)」はヒトの外にある。  では、「意味」はどこにあるのだろうか?  まず、《◆「言葉 . . . 本文を読む

言語論26 4章:言葉はどこにあるか(2)(3)

2010年05月03日 | 日本語について
これまでの章 ~1言葉が生まれるとき 2言葉はなにを表しているか 3言葉を作っている材料はなにか ~ 4章 言葉はどこにあるか (1)《ある(在る)》とはどういうことか? (2) ヒトの外にある言葉   前回、《ヒトがいなければ、物の存在が認知・認識されることはない》という原理について説明した。私たちは、見たり、聞いたり、触ったりして「物」が「在る」ことを知る。  同じようにして、私たちは、 . . . 本文を読む