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暗ければ芽吹きの雨となりにけり 松山悠介

2018年02月08日 | 俳句
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松山悠介
暗ければ芽吹きの雨となりにけり

明るい春となり木々の芽吹きが始まった。今日は少し暗いなと思ったら外は雨であった。ではあるものの春雨である。どこか明るい響きがする。鳥唄い草木が芽生え雲が眩しい。人は鬱々とした冬を去り春の天地に身を運ぶ。雨も楽しや。:俳誌『はるもにあ』(2017年5月号)所載。