今日の出来事

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相棒~フェイク~サスケ~赤い指

2011-01-06 | 映画・舞台・テレビ
録画しておいた新春のドラマを、連夜見ています。
リアルタイムの番組は、端境期の特番ばかりで、
どれも興味が沸きません。(一部例外あり)

「相棒」
ミサ曲にのせて、なんともやりきれないストーリーが展開します。
相棒が秀才肌の神戸君に代わったため、事件が頭脳戦の傾向にあり、
回を追うごとに暗~い社会派の内容がふえてきたシリーズ、
正月特番も、やはり、暗い。
南果歩という配役が、成功ですね。
白石美帆では到底太刀打ちできない存在感でした。
目に力があって、笑っても怖いんだもの。
犯行に至る過程も、分かる気がする。
わが子を殺した犯人が笑ってるなんて、
目の当たりにしたら、絶対、許せないと思う。
完全に主役を食ってる気がしました。
でも、こういう思い話も(正月にはどうかと思うけど)ある意味必要だよね。

「フェイク」
新聞の設定を読んだ限りでは、すごく好みなんだけどなあ。役者に違和感が強すぎ。

南野陽子・・・なんであんな小汚い格好なの?もっと颯爽と登場してほしいなあ。
財前直見・・・妙な髪形や無作法な態度が、なんだかしっくりこない。ちっとも目利きに見えないんだわ。
松本明子・・・「秘めた恋に悩むベテラン学芸員」にしては、色気がなさすぎな気がする。

ほんと、残念なんだけど、多分、もう見ない。

「SASUKE」
日本人VSアメリカ人、という対決ムードを前面に押し出したナレーションでしたが、
力の差が歴然としています。
日本も、予選でも何でもして、本当に力のある人を出してほしいものです。
女子アナやお笑い芸人なんか出さなくていいから。
あんなのが100人の中に含まれてるんだもの、
成功率が低くて当然じゃないですか。
ちゃんと頑張ってる人に失礼じゃないの?
本当の意味での「パフォーマンス」を見たいですね。
その点、EXILEのメンバーのNAOTOとかいう子(よく知らない)が頑張っていたのは、
芸能人、という枠を超えていてエライと思ったな。

「赤い指」
ドラマ「新参者」の番外編というか、前段の物語。
さすがによく出来てたな。
主人公・加賀の生い立ちとかも少し明かされて、
家族って、親の愛情ってなんだろうと考えさせられました。
殺された少女の親の悲しみはさほど描かれず、
もっぱら殺人を犯した少年の親の心理にポイントが置かれていました。
人は人の子の親となってなお、子でもあること。
子のために親を身代わりにする『父としてのわが子』を見る母親の気持ち。
子を溺愛するあまり、隠匿に走る母の狂気。
死に行く父を見舞わずに窓外にたたずむ息子。
どれも心に残りました。(後味はあまりよくないんだけどね。)


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