アカネタカ

　仮面ライダー響鬼を見ている。響鬼が使っているディスクアニマル「アカネタカ」を買ってしまった。強度の面からなのか思ったより分厚くて、ディスクという感じはしない。番組の中ではカシャカシャ音を立てて軽快に飛び回っているんだがなあ。でも、正円形からいろいろ動かすとちゃんと形になるあたり、とても面白いと思った。デザイナーも設計しがいがあったんじゃないだろうか。色も綺麗な赤に銀で、かっこいい。ちょっと嬉しい。
　このディスクアニマルシリーズは、アカネタカのほかにもいろいろ発売されていて、一時は品切れになったほどの人気シリーズらしい。これまでは子どもがターゲットだった仮面ライダー関連商品には珍しく、父親が自分のために買っていくとか。そういえば、番組のＣＭでヤマハのバイクが登場したのも、このシリーズからではなかろうか。幼児対象の番組ながら、響鬼は父親世代を強く意識した作りになっている。主人公の役者も、３０代だし。
　復活した一連の仮面ライダーは、クーガ→オダギリジョー・葛山信吾、アギト→賀集利樹・要潤、というように、母親世代も意識した配役で人気を博したけれど、ここにきて父親もターゲットにし始めたらしい。それにちゃんと引っかかっている自分がいる。（女だけれど。）