闇夜の烏の変な世界

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祝? トヨタのディーゼル 復活! 1GD-FTV プラド♪

2015-06-17 15:21:00 | 日記

​久しぶりに ディーゼルエンジン が トヨタ の四駆に帰ってきた♪

昨年から期間限定で販売中(今月末分まで)の巨体な70系(オーストラリア仕様を並行輸入か)で期待とガッカリが半々な ランクル。

(サイズ、価格、維持費と全く手足が出せない…)

トヨタ車としては、乗用車の「クラウン」、クロカン四駆の「ランクル」と、実に息の長い 「伝統あるランドクルーザー」 の血統を継ぐ 「プラド」。

 

その心臓部に、トヨタとしては8年ぶりの 「ディーゼルエンジン」 復活です。

どうやら今回はトヨタ社内製の新設計となった模様。

2.8L の 直4ディーゼルターボ。

説明を見る限り、良くあるコモンレール式のエンジンみたい。

やや既存より 圧縮比を上げる というアプローチは、下げて効率を上げるマツダとは対照的に見える。

が、恐らく用途(こっちはトラック用みたいなものですし、実際にトヨタのトラックにも利用される気がする)から、より高負荷での性能を重視した結果かもしれない。

 

スペック、 177ps/3,400rpm、45.9kg/1,600-2,400rpm。

タコメーターを見る限り、4,500rpmからレッドゾーンになってるから、マツダに対して約1,000rpmほど回転域が狭い。

下からズ太いトルクでグイグイと巨体を振り回すタイプに見える、良いですねぇ~(笑。

 

クリーン度はといえば、さすがにマツダのようにエンジン単体で高度な燃焼を実現するというワケには行かなかったみたい。

メルセデスベンツ同様、排気ガスに尿素を噴射して浄化する 「尿素SCR」 が採用されて、クリーンディーゼル化を実現してます。

思うに、別に 「トヨタがクリーンディーゼルが苦手」 なのではなく、上記のように高負荷でも性能を出すための後処理方法になったと思います。

「軽油」 以外に 「尿素」 も補充せねばならないのは、ちょっと面倒かなぁ、気にならないか。

でもドンマイ、長く公道を 「堂々と走り続けられるエンジン」 である事が大事なのです♪

…尿素って、匂いとかするのかな?

 

燃費も JC08 で、11.8km/L と、2.2L のSKYACTIVE-D2.2 の半分程度ですが、搭載するプラドの車重を考えれば悪く無い、か。

こうなるとショート(2ドア)の70系の心臓として復活してくれないかなぁーと真面目に願ってしまいます(笑。

比較的軽いボディーに乗せたら、かなりキビキビ走りますよね、昔のLC70みたいに、きっと。

 

やっぱり、ヘビーデューティーな四駆には向いてるよなぁ、ディーゼルエンジン!

 

で、エンジンにばかり目が行きがちですが、私的に今回のプラドマイナーチェンジの目玉は トランスミッションの多段化ではと感じています。

 

トヨタ(レクサスも)の乗用車が軒並みCVT(どうも私は苦手で…)化する中、プラドのミッションが6速のATになりました!

回転数の低いディーゼルにはもちろん、ガソリンエンジンにとってもきめ細かいシフトはスムーズな加減速と高燃費に寄与します。

事実、ガソリンの2.7Lも 4速AT→6速ATで、約0.5Lほど燃費が良くなってます。

 

つまり、ここがプラドの大きな 「進化」 と見えるわけです。

 

さらに、これまた個人的にグっとくるのが新型エンジンの画像!

クランク軸方向に白い樹脂製の白い冷却ファン(直結?)が付いてるエンジン、「いいわぁ~」(笑。

 

今のエンジンはFF用ばかりで、タイヤの回転方向と同じほうが都合良いから、ほとんどが横置き。

 

おかげで、エンジンの回転を使ってラジエーターを冷やそうとすると無理がある(直角方向だしね)。

そして電子制御でファンを動かすため、電動ファン式になったりしてとんとお目に掛からなくなった。

見掛けるのはレストアされた旧車くらいなものです。

 

縦置きエンジンでもほとんどが電動ファンになる中、こうして直結で回す方法を選択したのは 「信頼性 と実用性」 を重視したためと考えます。

ランクルにせよジープにせよ、元々扱われる場所にはかなりハードなものも含まれてた。

極端に気温の低い場所や、やむ終えず川をザバザバと渡ったり、砂嵐の中でも走らされたり。

 

特に水中の走行時には、冷却ファンが完全に水没する事もありうる。

自分もジープでボンネットのすぐ下まで水没しながら走らされた事があるが、当然エンジンも水中に入ってしまうが止まってはいけない。

壊れるのは死活問題になるワケです。

より壊れにくいオーソドックスな構造が生きて来る事もある。

…足首まで水に潜りながら運転って、普通経験しないですね(涙。

 

「プラド」 というのは乗用車、トヨタも 「ライトデューティー」 と公言してます。

それでも、車名に 「ランドクルーザー」 が付く以上、地上最強のランクルの血が少なからず流れるという事みたいでなんか嬉しい。

 

さてさて、復活したトヨタのディーゼルエンジン。

オートマだけとはいえ、興味アリアリです(笑。

 

冷やかしになるけど、試乗してみたいなぁー 



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