闇夜の烏の変な世界

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「歩行者用エアバック」 について考えてみた

2016-11-28 21:32:00 | 日記

​最近はタカタの不良品で大騒ぎになってる エアバック。

車内にいる人を守るために進化してきたが、最近は衝突される側の歩行者を守る方面にまで活用範囲が広がっている。

 

数年前に 「ボルボ」 が オプション設定したのに続き、最近 「インプレッサ」 が 簡易版のような 歩行者用エアバックを設定した。

 

目的は一緒だが、ボンネットも浮上させることで、より歩行者を衝撃から守ろうとする 「ボルボ」 に対し、「インプレッサ」 はボンネットの後端からエアバックを出すだけという点が異なる。

広範囲に渡り、安全性が高いのが 「ボルボ」 方式なのは明白だが、付いてないよりはマシなのだろう。

 

最善は事故が無い事だが、どうしたことか交通事故は無くなる気配が全く見えない。

兄弟を轢き逃げされ亡くしてる私としては、「運転能力に問題(無免許や飲酒他)がある」 人間の起こす事故は 「極刑」 もあり得ると思うが、まして 「事故後の救護放棄」 は論外。

その場で射殺されたとしても、「しょうがないね、それだけの事したんだから」 と納得してしまいそうだ。

遺族が心に追う傷とは、まさに「生き地獄」なのだ。

 

論点がややズレ出すが、ニュースを見てると 悪質な交通事故はどうした事か、関西や東北方面に多い気がしてならない。

統計取ったワケじゃないけど、そんな印象がする不思議。

 

事故は起こったら 「無かった事」 には絶対できない!

事故後の救護活動がとても重要になる。

が、パニックを起こすのか、悪意を持って「バレなきゃセーフ」とでも思うのか、加害者がそのまま逃亡するケースが後を絶たない。

 

で、いつもの思いつき。

「事故起こしたら走行不能になる車があったら救護する人が増えるのではないか」、と。

 

ここで本題の 歩行者用エアバックに戻るのだが構造上、エアバックが作動して膨らむと 「ボルボ」式も 「インプレッサ」 式も Aピラー部とフロントウィンドウ下部を覆うように膨らむ。

作動した画像を見ると、運転席からの前方視界はほぼ失われる。

これでは、人を轢いた後に逃亡したくとも前が見えず、運転の継続は不可能になる。

 

目隠しされたような状況で加害者が冷静さを取り戻し 119番し救護する頻度が上がるなら、本来の効果以外に被害者の助かる確率が上がるのではと思うのです。

歩行者用エアバックは所詮、機械仕掛けの部分的マット。

それより、逃亡を抑制し救護を即す効果の方が、この装置にとって存在意義は深いかもしれない。

 

そう考えていたら、歩行者用エアバックより、事故を起こしたらフロントウィンドウ全部を覆う エアバック(目隠し)を強制装備させたら 「轢き逃げ」 防止にかなりの効果が出るのではと思ってしまうのです。

 

交通事故の 「加害者」 は年代別にみると、18歳~25歳がダントツに高いが、近年は高齢者の事故も増え続けて社会現象になってる。

自身が事故を起こしても気が付かない高齢者まで続出する始末。

 

先ず高齢者は一定の年齢を経過したら 事故時フロントウィンドウを隠すエアバックを強制的に義務付けたらどうだろう?

でもって、エアバックが作動したら 「アクセル」 を踏んでいても 「サイドブレーキ」 が強制作動する二重構造にしてみる、とか。

それだけで、相当の 「轢き逃げ」 と 「二次被害」 を抑制できそうに思うのです。

 

ま、これは私が勝手に想像する安全対策案の中の一つなんですが。

 

今後、歩行者用エアバックで助かる数が出て来る(メーカーは広告に使いたいだろうからカウントするだろう)。

と同時に、歩行者用エアバック車で救護(非轢き逃げ)した比率も出て来ると、この辺りの二次的効果が立証されてくるのだが。

 

 

どうしても自動車の事故は無くならない。

なら少しでも被害に遭う方が少ない方がイイ。

「ハンドル」 には、車に乗ってる人間と、周りにいる全ての人の生命の重さが常に掛かってる事に気づく時は遅いんですよ…。



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