T5搭載の特徴は信号待ちでも現れる。
T4のアイドリングストップは、「あれ?止まってたんだ、今始動した?」って、意識しないで済むほど静かでスムーズ。
対するT5はといえば、停止寸前に「ブブブブブ、ブッ」って感じで、「今止まったな」とハッキリ判り、車内に突然静寂が訪れる(笑。
止まる瞬間、再始動する瞬間のショックも最近の車にしてはちょっと大き目。
これはこれでハッキリしていて慣れれば逆に良いのではと思った次第。
因みに、CrossCountryにT5エンジンとトルコン式ATを組み合わせた理由が少し判った気がしました。
AWDという事で雪道や林道などミューの低い道を走る時、デュアルクラッチのようなダイレクトにトルク変動が起こるとスリップする危険がありますが、クラッチに滑りを伴うトルコンは緩衝機構として安全性を高める役割が期待でそうです。
誤解の無いように補足すれば、よくあるトルコンの滑りとは特製が異なるようで、「あれ、今滑ってた?」って判らないほどダイレクト感の高い味付けは、試乗する前の私のように、「トルコンは滑るから燃費が心配」なんて先入観は不要なようで。
実際、某TV局が取材で2名+カメラマンで300kmほど通常ドライブした結果、約11Km/Lという燃費だったそうです(カタログ値は12.6Km/L)。
これはAWDというオモリを搭載しつつ、かなり優秀な数字だと思います。
そのAWDの抵抗(重さ)を補う事、ゆっくりと走りつつトルクを出せるという意味でT5がチョイスさらたのなら、これも納得できなくありません。
日本の軽油は品質が悪く、残念ながらクリーンディーゼルモデルのラインナップは無いので、必然的にT5というチョイスだったのかもしれませんね。
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