台風が接近してるため、どのニュースでも流れてる。
そんな中、冠水道路で動けなくなる車の多さを特集してたりするのを見た。
JAFの実験映像も興味深い。
私が最初のジープを購入した年だから、もう25年以上前の話しです。
台風接近の中、用事で知人の家から帰る時に鎌倉を通過しました。
長谷の大仏の前を通過したら、突然県道が濁流で川に。
近くの川の堤防が決壊したとかで、ほんとあっという間に道路が70cmを超える流れになった。
回りの乗用車はウィンドウまで水が来て、ドアも窓も開けられずに乗ったまま次々と流されていった。
バイクやバスも全滅で、違法にリフトアップしたジムニーとランクルが我が物顔で水飛沫を上げて走ってただけだった。
我がジープも一旦は高台に逃げたものの、ボンネットの中を確認し、イケると確信してまた水中へ。
根拠はエンジンがディーゼルで、機械式燃料ポンプなので電気系トラブルがほぼ無い構造な事。
エアフィルターが水を吸わない軍用車独特の機能が正常に作動しているのが確認できたこと。
船のように車体が浮かない方法がジープは講じられる事などでした。
さすがにジープとはいえ、腰の深さの水では 2駈では方向が定まらないので4駈モードでユックリと前進させました。
フェンダー上に飛び出してるハズのウィンカーも、ヘッドランプも水中で光って意味無かったっけ。
ボディが船のように浮き始めたので、足元の水抜き穴の栓を抜き、くるぶし辺りまで車内に水を引き込んだ。
結果、本当にユックリとだったが40分掛けて藤沢駅近くの水が無い場所まで移動に成功した。
今思えば無理したなぁとも思うが、運が良かったのもあるんでしょうね。
ただ、「SUVは乗用車より深くても大丈夫」 みたいな書き込みをチラホラ見掛けるが、ある程度の深さになったら船のように浮くしか無い最近のSUVは乗用車と大差無い事を理解すべきだと思うのです。
ジープみたいに車内を水で満たせるなら車重で動くことができるかもしれないけど…。
それと、最近の車はディーゼルであっても電子回路で制御してます。
ガソリンエンジンとなれば、更に点火系の電気回路がありますからリークでもさせようものなら車そのものがオシャカになっても不思議ではない。
莫大な電力を暴発の危険があるリチウム電池に抱え込むハイブリッドや電気自動車は更に自殺行為に思える。
水があったら入らない。
どうしてもという時はエンジンや吸気が吸わない程度まで十分に減速する。
よくよく考えれば 「当たり前の事」 を、こういう時期は肝に命じたいものです。
もちろん、自分にも。
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