闇夜の烏の変な世界

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貧困って、いったいどこからが 「貧困」 なんでしょうねぇ?

2016-08-25 00:06:00 | 日記

​ネット上でかなりの騒ぎになってる 「貧困女子高生」。

タイムリーに、それも偶然この番組を見ていた。

 

生活費切り詰めてまで頑張っても、希望する学校には進学できなかったという内容。

そうした子供が増えているという事をアピールするNHKの企画、思わぬ方向へと炎上してるらしい。

 

確かに、実際に番組を見ると 「あれ? 普通の恰好で、普通の部屋で生活してる」 と違和感を覚えた私。

 

「貧困時代」 といえば、個人的に好感を持つ TOKIO の城島リーダーが 幼少時に貧乏で 道端の草を集めておかずに空腹をしのいだ等、今ではあまり信じられないエピソードがある。

 

親の世代が戦時中と重なるため、雑草とイモと おも湯(または雑穀)で ガリガリに痩せほそる 疎開体験とか聞いてるから、「貧困」 というのは 衣服も継ぎ接ぎだらけで、髪型など手入れが行き届かず、日々の食事すらままならない層が私にとってのイメージなのです。

極端な話、道端でバタリと倒れ、そのまま息絶えるほど追いつめられたギリギリみたいな。

 

番組の中で マイクに向かって 「貧困が原因で進学できない」 と力強く弁を振るうその御嬢さんに、「貧困」 というイメージは全く当てはまらなかった。

確かに、実際に多額の学費の掛かる進学はできなかったのかもしれない。

でも、それって 「貧困」?

食事できてるよね?

(コンサートも行ってるってくらいだしさ)

服も普通だよね?

(貧乏で制服が買えず特例で私服とかじゃないし…)。

 

「本気」で、それこそ死ぬ気で返す覚悟があれば奨学金(これはこれで問題あるが)って方法もあったのでは?

 

イロイロと今の学生さんには「辛い課題」が多いとは自分も思う。

でも、その大変さは時代毎、形を変えて必ず存在した「壁」じゃなかったかな?

 

中途半端に長生きしちゃうと、こうしたスパンで物事をつい見てしまう。

ジジイにとっちゃ、既に遠い過去の他人事。

でも、やっぱり番組見てて思っちゃったんです。

 

「貧困って…、単に決心が中途半端っていうか、自分に自信が無いのを責任転換してるのでは?」 って見えてしまった。

事実は学者でも本人でも無いから判らないが。

 

時代毎に若者の定義は変わると思う。

でも、その 「内包するエネルギー」 はいつの時代も 若者の特権であり、時代を作り出す原動力になりうるものだったと理解してきた。

そのエネルギーをどう使うかはその人次第。

 

そういう 若人の立ち位置を加味しても、今回のNHKの番組は見ていて違和感と ちょっとした イラっ! が…。

結局、途中で 「何甘ったれてるんだか」 ってチャンネルを変えてしまった。

 

もしかしたら番組の構成方法に、見せ方に課題があったのかもしれない。

「お金さえあれば、裕福なら進学自由で何でも叶う」 みたいな逆説が成り立ちそうな展開、私にはどうにも後味が悪かったのです。

 

ジジイの戯言、独り言。 



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