昨年の2月、2度に渡ってドカーンと大雪にやられたこの辺り。
今年はまだ大した積雪も無く、良い意味で肩透かしになったこの冬。
とはいえ、日本で雪に悩む地域って少なくないと思う。
雪や悪天候に強い「四駆」を普及させてるといえば、誰もがスバルの功績をあげますよね。
それに次いで頑張ってるように見えるのが、マツダ。
SKYACTIVE展開以降の全車種に4WD(AWD)の設定を施してます。
正直な話し、「車は車種を問わず、仕事をしないタイヤがあるのは嫌」という私でも、マツダの新世代四駆システムは正体が見えてなかった。
「買うとしたらAWD」と決めていながら、も。
ここ数日、ネットの上でマツダの 「i-ACTIV AWD」 関連記事が騒がしい。
今まで決まった名称が無かったマツダの新世代四駆システムの名前がそう決まったという事らしい。
…そういえば愛称みたいなの全く無かった気が。
名称発表と共に、北海道にSKYACTIVEフル搭載車を全部集めて雪上走行会が行われた様子。
http://car.watch.impress.co.jp/docs/special/20150224_689742.html
http://clicccar.com/2015/02/23/294968/
発売開始前のCX-3 を含み、先代のデミオ(e-4WD)まで引っ張り出して性能評価してます。
こういった記事は体感し難いので、どの程度信用できるか難しいところですが、おおむね非常に高い評価なようす。
中には日本で一番と豪語する記事があったり(汗。
どうやら、高い次元での「普通」がこのAWDシステムでも実現されているらしい。
分類すればFFベースの アクティブオンデマンド型ってなるのだろうけど、評価記事からはそれですまない+αがあるようで。
個人的に気になるのは、積極的(過度?)にアクセルを開けていくと 後輪駆動車のようにテールを流したコーナリングに持ち込み易いというくだり。
ちょっと不思議。
アクティブオンデマンドならトルク配分は、前100:後0 ~ 前50:後50 辺りになるハズ。
つまり、グリップの限界が近付けば全輪が外側に流れて「アンダーステア」になるのが普通と思ってしまう。
これが例えば、スバルのレボーグ(2Lターボ用)が持つような 後輪により多くのトルクを分配するスポーツAWDのようなものならテールを意図的に流せると言われても「ですよねぇ」って納得できるのだけど…。
最近のマツダは理屈で考えても理解できない事が多いです(汗。
実際に触れてみると 「おっ、こういう事だったんだ!」って納得する事象ばっかり。
「百聞は一見にしかず」ということわざが、ちょくちょく過ぎります。
かなりマツダのAWD(今後のマツダは4WDを使わないのだとか)が 良さそうだというあたり、これは嬉しい話しです。
と、そうなると個人的、あくまで個人的に 「出して欲しいなー」と思ってしまうのがアクセラ!
現状、アクセラでAWDが選べるのは1.5Lのガソリンエンジン車のみ。
ディーゼルはもとより、2Lのガソリンやハイブリッドは全てFFだけ。
2.2DのMTに試乗した時、あの物凄いトルクはFFだけでシャーシを引きずり回すには心許ないと感じた。
なので、アクセラのディーゼルにAWDを設定し、マツコネをCX-5・アテンザ・CX-3と同様の最新版としたら相当ニーズがあると思うのだが。
だって、アクセラの足回りの良さはちょっとしたものだったので。
ちょっと表現が間違ってました。
アクセルを「オフ」」にしてお尻を降り出す。
昔のFFでコーナーを攻める時、「タックイン」と呼んでたアレね(笑。
ホンダのブルドック(シティ・ターボⅡ)が3輪のままコーナーを抜け、AE86とかが間を開けられる光景は印象深かったなぁ…(あの頃は若かった(爆