表彰台の脇への道(7)

既存のタイヤは大滝100kmから使い続けてるIRCミブロ1.9と、MAXXISSのイグナイター1.9。タイトなコースではバランス良いのですが、今回の東伊豆は高速スプリント。ミブロは山が減って泥では良いとこ少ない。重さも他のタイヤに比較すると僅かだが重く、芝生の転がりが重いのもテスト済で不採用。イグナイターはゴツいノブがどんな路面もグリップするけど転がりが重く重量も災いして今回は不採用のつもり。全路面パターンで安心できる良いタイヤだけどねぇ。で、リボルトスーパーＸが全くタイヤにならない中、スペシャライズドのタイヤに FAST TRACK というのを発見。実はノーマルの FAST TRACK は特価品を新品で持ってたりするのだが、その重さとノブの高さからお蔵入りしてました。ネットで見つけたソレは FAST TRACK SLK という名になっており、パターンこそ同じだがノブの高さが全て半分以下になっていて重量も500g台と理想的！縦基調のパターンから前輪に履かせたいと注文するも、待てど聞けど「入荷延期」の言葉が返ってくるばかり。最後は「今年の分完売」だって。売り出して直ぐ完売って何本輸入したんじゃい！とほほ…。で、ショップが言うには SLK は無いけど LK のS-Worksなら一ヶ月、ノーマルの LK なら数日で入るとの事。高価だし2BLISS（これもシール剤入れてチューブレスにする）だがノーマルを発注。後にこれが好結果に繋がるとは思ってもいませんでした。SLKとLKの大きな差はサイドブロックの高さです。SLK はハードパックで上級者には最高のパフォーマンスを示しそうですが、サイドノブでバンクを駆け下りるセクションもある東伊豆では横滑りは致命傷になります。まして浮き砂利のコーナーも多い。手元に直送してもらった FAST TRACK LK は リボルト程では無いが十分軽く、センターの目が詰まっているワリに横方向にも強そうな印象がGood！試しにシール剤を何も入れないでリムにセットするとほとんどエア漏れが無い事を確認。スーパージュースを充填すると３日はエアがとりあえず残っているのを確認し採用決定♪あとは前後のどちらかに装着するかだが、この時点ではリボルトが使い物になるか不明だったので決めかねていた。そんな中、ショップからボントラガー･リボルトスーパーＸを閉塞させたという知らせが！？