闇夜の烏の変な世界

とりあえず、何にでも興味持ちますw
日々、気になった事を日記感覚でアップしてみようかと。

表彰台の脇への道(15)

2008-10-15 00:25:41 | マウンテンバイク


ゴールデンウィークにヤフオクで普段より遥かに安く入手したMAVICのクロスマックスSL。黒いホイールが一般的なマウンテンバイクですが、このSLだけはオールシルバーで特に目立ちます。付けてるバイクは競技中でも直ぐ判るほど。そして長年の夢叶って入手したソレは恐ろしく軽かった!前輪はおよそ700gというから驚嘆に値します。振れ取りも無事終わり、前オーナーがベアリングをオーバーホールしてくれていたので焼付け(手入れ怠るとMAVICのハブは焼き付くのだそうです)の恐れも当分無し。シマノのフリーカセットを新調して装着してもらい意気揚々。因みに脚力が無いのでワイドレンジのフリーを使ってます。若くて脚力に自信があればナローレンジのカセットを使ってみたいけど無理見えみえ(^ ^;。ショップメイクで組んでもらったホイールからディスクローターをSLに移植してもらいました。「これでSLの軽さを試せる」と思ったのも束の間。走らない。? ? ? 後輪が固着してます!フロントのローターはイタリアのブレーキング社製ウェーブローターのタッチとコントロール性、絶対性同能力に惚れて定位置です。後輪はシマノの6穴XTを使っていたのですが、品質にバラつきがあったり絶対性動力に不満があり、ヤフオクでヘイズのV6ローターを新品で入手して使ってきました。どちらのローターもシマノ純正に比べるとやや厚みがあります。キャリパーは前後ともシマノのM555ハイドロリック。フロントは許容範囲でローターとキャリパーがギリギリ当たらず問題無いものの、リアは見事にローターがキャリパーの内側パッドにへばり付いています。これでは「回りません」。原因は既存のXTハブとMAVICのハブではローターマウントの位置が微妙に異なっているというものでした。MAVICの方がやや進行方向右側に寄っている感じです。左に寄っていればフレームとキャリパーのボルトにスペーサー入れて微調整すれば済む事。でも今回は右側、フレームのマウントを削るしか手はありません。絶句…。スチールのフレームを削るという事はそこから腐食(錆)する可能性が極めて高くなります。オイル式ディスクブレーキの強烈な効きに慣れた身体に今更Vブレーキに戻るなんて無理。指一本で制動するあの感覚はもう戻れませんよ。さんざんアーだコーだと試行錯誤するもアウト。シマノのローターに戻せば薄くなる分余裕が出たんでしょうが前後バランスが崩れます。結局、後輪を嵌める時に(本当はいけない)やや左を下げる位置でクイックを固定する事で辛うじて擦るだけ(押し付けは無いに等しい)まで回転させることに成功しました。また、ブレーキマウントもスチールなのでキャリパーごと外側に僅かですが押し曲げる事でなんとか走れる状況に。後は内側のパッドが変磨耗するでしょうからそれを待つしかないか、と。まだエア漏れがあって不安なタイヤでは怖いのでフロントにマキシスのワームドライブ、後輪に幾度もレース等を支えてくれたIRCのミブロ(非マラソン)を履かせて一般道を中心に試走。…あんまり良く判らない。でもサイクルコンピュータはいつもより数キロだが高い巡航速度と低めの心拍数を数字で示していた。軽さの恩恵を最も感じるのは加速する時。障害物を乗り越える時もそうだが踏み込むとスッとバイクが前に滑る感じがする。これが末端質量の軽さがもたらす恩恵なのか!鈍感な私にはこの時まだそれしか感じ取れなかった。


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