なんとか画のようにラックに収めて電源オン。
約1時間ほど転がってたCDを鳴らして回路を温めました。
夕食を終えて自室へ、改めて試聴してみます。
ほぉ、ほほぉ~。
第一印象は「ややウルサイ」でした(笑。
以前のプロトタイプのCDプレーヤーと比べると音の密度感がやや薄れるものの、個々の音色の分離が非常に良い。
良いというか、それぞれの音の粒を過剰に装飾してる印象で、結果さまざまな音が空間に氾濫し、聴きようによっては「耳障り」とも感じますね。
再現する音場は、プロトモデルがスピーカーの左右1m位、奥行き高さともに2~3mってところでしたが、CD60は高さ感が増し、奥行き感が若干減ったみたい。
広がりは十分で、音源の定置感はかなりシャープでしっかりしてるみたい。
これは最近のポップスやジャズなんかだと「エネルギー感」が高いようなので向いてるような気がします。
ボーカルも声の質感が上記のように装飾されたネットリ感(シットリ?)が後押しして生々しく面白い。
個々の音源、楽器の音色はやや明るめですが「らしく」鳴るものの、これは長時間聞いたら「疲れそう」な気も…。
中音域の厚み十分、加えて高域低域の伸びも不満無し...ってか、かなり広いです。
気持ち上と下をブーストしてる感じがあり、特に重低音とピーキー気味な高域が私にはちょっと苦手な作りかも。
とはいえ、中古でほとんど言い値で手に入れたCDプレーヤーとしては十二分なソースとして活躍してくれそうです♪
これなら「不満ストレス」を生じたり「もっと良い機材が欲しい病」は発病せずに楽しめそうです♪