「CX-5」 がマイナーチェンジ、3月8日に発売されます。
http://www2.mazda.com/ja/publicity/release/2018/201802/180208a.html
細かい内容は上記URLをご覧頂きたい。
個人的に最大のトピックとして見てるのは、やはりエンジンの変更(改良)ではないかと。
どれだけ売れるのかと不安だったのに反し、意外に売れてる 「CX-8」。
その心臓部におごられた 改良版 SKYACTIVE-D2.2 を見て、「CX-5」 や 「アクセラ」 に将来は転用されるんだろうなぁと思ってた。
同一ライン上でマツダの全てのエンジンは組み立てられるのは有名ですからねぇ。
改良前と改良後のエンジンを分けて組み立てるのは効率的に見て良く無いですから。
そして早々に 「CX-5」 に移植された形になりました。
恐らく、そう遠く無く 「アテンザ」 も改良されると予想できます。
より高出力、高トルク化された SKYACTIVE-D2.2、魅力が増します。
個人的に、「アクセラ」 で試乗した際に パワーあり過ぎ(アクセルに足を乗せただけでドン!と前に出る過激さ)でビビり、「自分にはこんな手に余る力はいらないなぁ…」って敬遠し、D1.5に落ち着いた経緯が。
ただ、車格の大きな 「CX-5」 を考えたらバランスいいのかも。
更に、ガソリンエンジン2種類も改良型へと深化です。
更なる燃焼効率の向上を狙ってか、ピストン形状も変更されるみたい。
更に、海外では既に登場してた 「気筒休止システム」 を持った SKYACTIVE-G2.5も今回、国内初投入ってのも見逃せません。
「気筒休止」 は 軽負荷時に全てのピストンで燃料を燃やし続けるのを避け、必要最低限のピストンを残して休止(点火させない)させる事で燃費を向上させる画期的なもの。
エンジンの効率化を突き詰めてくと、かなり効果的なモノだといいます。
これで、もしかすると New 「CX-5」 では、2Lのガソリンより、2.5Lのガソリン車の方が高速道路等で燃費が逆転する可能性もあるかな?
うろ覚えですが、最近アメリカで 「現在販売中の全ての車の中で、最も燃費が良いエンジン」 にマツダのSKYACTIVE-Gが 3年だか4年続けて選ばれてるんですよね。
勿論、これは米国販売中の日本車全ての中でもトップランクの低燃費エンジンだという事、ちょっと誇らしい。
2年後には 世界発のHCCIエンジンのマツダ版、SKYACTIVE-X も控え、その先には更に熱効率を劇的に向上した新エンジンを目指すマツダ。
業界がEV方向に流れていく中、ブレずに既存技術の限界に挑戦し続ける姿には感動を覚えます。