![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/b5/32c9fbc120295f4c599e5d5e82f200be.jpg)
いよいよ明日は、【城屋の揚松明】です![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_uru.gif)
毎年8月14日に城屋の雨引神社で行われる、
大蛇退治の伝説による祭礼です。
これが終わらないと、城屋の嫁は落ち着きません![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_do.gif)
夕方からぼちぼちと親戚や友達が集まり、
皆で晩ご飯を食べて、ゆっくり寛ぎ、
それから夜祭に向かいます。
昔は、本当に真夜中の祭りで、
24時に点火されていたそうですが、
今は、22時くらいの点火になっています。
それでも、普通の夏祭りより、始まりは遅く、
それをゆっくり、しっかり迎えるために、
家族みんなが早朝から、まずはお墓にお参りし、
それが終わると、嫁達は、
掃除や料理に忙しく駆け回り、
男衆は、大松明作りに汗を流します。
わずか、100戸ほどの小さな村。
そこに、450年以上続く、夜の火まつり。
【城屋の揚松明】
勇壮です。美しいです。
約50戸づつに分けられていて、
隔年で、大松明を作る当番が周って来ます。
結婚後、初めて当番が周ってきた時、
夫・星君(仮名)は、泊り明け勤務でした。
朝から始まる大松明作りと、
大松明を支える為の、綱を結う時間に
間に合いません。
これも経験と、『お手伝いさせて下さい』と、
参加させていただきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/96/894875a50f35b7a90d1b79c5f2b153db.jpg)
各家で、稲刈り後の藁を保存しています。
それを3束づつ結って、1本の綱にしていきます。
それを3本同時に作って行くのですが、
3方から藁を渡し、順番に結って行きます。
相撲好きの私は、どうしても、横綱の綱結いを思い出し、
『この祭りは、女でも綱に触れられるんだぁ
』と、
妙な感動を覚えました。
そして感動したのが、大松明作り。
建築関係でもなんでも無い、ズブの素人。
村の男衆が、昔からの代々伝わる方法を、
若い時から体で覚え、大松明を作り上げます。
素人集団が、こんなにも立派な大松明を、
作ってしまうなんて、ものすごい事です。
驚きでした。感動でした。
やがて夜になり、川で身を清めた男衆は、
小松明に火を灯します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/2e/d162f56a5ed396529da2af2b38bf450a.jpg)
皆に見守られながら、
大松明の麓に円描くように、集まります。
いよいよクライマックスに向かって
ドラマは走り出しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/6b/6b11fed3b31d7f3ad3fff77b1d74e52a.jpg)
16メートルもある大松明のテッペン目掛け、
氏子である青年団の男衆が、小松明を投げます。
なかなか届くものでは有りませんが、
何度も何度も男衆は挑戦します。
真夏の真っ暗な夜空に、
火が灯いた小松明の灯りが、宙を舞います。
青年団の男衆が投げるいくつもの小松明が
夜空に乱舞するのです。
1つ・2つ・・・・小松明が大松明のテッペンに
届くと、大松明がだんだん燃え始めます。
男衆が投げる小松明の灯りが乱舞する夜空に、
今度は、燃え始めた大松明の、その火の粉が舞い始めます。
何と表現すれば良いのか、言葉が見つからないほどの、
力強く勇壮で、そしてかつ幻想的にも見える空間となり、
村人を、そして観に来た人々を魅了します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/b5/32c9fbc120295f4c599e5d5e82f200be.jpg)
何度見ても、感動します。毎年、燃え方が違います。
でも、いつの年も、大松明が、燃え崩れ落ちる瞬間は、
『お~!!!』と、そこここからどよめきが聞こえ、
夜中の火まつり、『城屋の揚松明』は、クライマックスを
迎えるのです。
昼間に見る雨引神社は、勇壮な夜祭からは、
想像もつかないほど、ひっそりしています。
そして、決して広くない場所です。
たぶん、夜祭を先に知った人は、
昼間の雨引神社を見て、狭い!と驚くでしょう。
だから、一度にたくさんの人が見物する事も出来ません。
『あれは、城屋に親戚や知り合いがないと見れんわ。
見れる人は幸せや。』と、
口にする人も、たくさん居ます。
そんな、貴重なお祭りだから、地の人も、
ものすごく大切にするのでしょう。
そして、こんなに素敵な夜祭を、
少しでも外の人にも見てほしいと、
親戚や友達を順番に呼んで、来てもらうのでしょう。
この習慣を大切にしたいから、
我が家も明日、20人で集まり、
祭りを楽しみます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_uru.gif)
毎年8月14日に城屋の雨引神社で行われる、
大蛇退治の伝説による祭礼です。
これが終わらないと、城屋の嫁は落ち着きません
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_do.gif)
夕方からぼちぼちと親戚や友達が集まり、
皆で晩ご飯を食べて、ゆっくり寛ぎ、
それから夜祭に向かいます。
昔は、本当に真夜中の祭りで、
24時に点火されていたそうですが、
今は、22時くらいの点火になっています。
それでも、普通の夏祭りより、始まりは遅く、
それをゆっくり、しっかり迎えるために、
家族みんなが早朝から、まずはお墓にお参りし、
それが終わると、嫁達は、
掃除や料理に忙しく駆け回り、
男衆は、大松明作りに汗を流します。
わずか、100戸ほどの小さな村。
そこに、450年以上続く、夜の火まつり。
【城屋の揚松明】
勇壮です。美しいです。
約50戸づつに分けられていて、
隔年で、大松明を作る当番が周って来ます。
結婚後、初めて当番が周ってきた時、
夫・星君(仮名)は、泊り明け勤務でした。
朝から始まる大松明作りと、
大松明を支える為の、綱を結う時間に
間に合いません。
これも経験と、『お手伝いさせて下さい』と、
参加させていただきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/96/894875a50f35b7a90d1b79c5f2b153db.jpg)
各家で、稲刈り後の藁を保存しています。
それを3束づつ結って、1本の綱にしていきます。
それを3本同時に作って行くのですが、
3方から藁を渡し、順番に結って行きます。
相撲好きの私は、どうしても、横綱の綱結いを思い出し、
『この祭りは、女でも綱に触れられるんだぁ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_heart.gif)
妙な感動を覚えました。
そして感動したのが、大松明作り。
建築関係でもなんでも無い、ズブの素人。
村の男衆が、昔からの代々伝わる方法を、
若い時から体で覚え、大松明を作り上げます。
素人集団が、こんなにも立派な大松明を、
作ってしまうなんて、ものすごい事です。
驚きでした。感動でした。
やがて夜になり、川で身を清めた男衆は、
小松明に火を灯します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/2e/d162f56a5ed396529da2af2b38bf450a.jpg)
皆に見守られながら、
大松明の麓に円描くように、集まります。
いよいよクライマックスに向かって
ドラマは走り出しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/6b/6b11fed3b31d7f3ad3fff77b1d74e52a.jpg)
16メートルもある大松明のテッペン目掛け、
氏子である青年団の男衆が、小松明を投げます。
なかなか届くものでは有りませんが、
何度も何度も男衆は挑戦します。
真夏の真っ暗な夜空に、
火が灯いた小松明の灯りが、宙を舞います。
青年団の男衆が投げるいくつもの小松明が
夜空に乱舞するのです。
1つ・2つ・・・・小松明が大松明のテッペンに
届くと、大松明がだんだん燃え始めます。
男衆が投げる小松明の灯りが乱舞する夜空に、
今度は、燃え始めた大松明の、その火の粉が舞い始めます。
何と表現すれば良いのか、言葉が見つからないほどの、
力強く勇壮で、そしてかつ幻想的にも見える空間となり、
村人を、そして観に来た人々を魅了します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/b5/32c9fbc120295f4c599e5d5e82f200be.jpg)
何度見ても、感動します。毎年、燃え方が違います。
でも、いつの年も、大松明が、燃え崩れ落ちる瞬間は、
『お~!!!』と、そこここからどよめきが聞こえ、
夜中の火まつり、『城屋の揚松明』は、クライマックスを
迎えるのです。
昼間に見る雨引神社は、勇壮な夜祭からは、
想像もつかないほど、ひっそりしています。
そして、決して広くない場所です。
たぶん、夜祭を先に知った人は、
昼間の雨引神社を見て、狭い!と驚くでしょう。
だから、一度にたくさんの人が見物する事も出来ません。
『あれは、城屋に親戚や知り合いがないと見れんわ。
見れる人は幸せや。』と、
口にする人も、たくさん居ます。
そんな、貴重なお祭りだから、地の人も、
ものすごく大切にするのでしょう。
そして、こんなに素敵な夜祭を、
少しでも外の人にも見てほしいと、
親戚や友達を順番に呼んで、来てもらうのでしょう。
この習慣を大切にしたいから、
我が家も明日、20人で集まり、
祭りを楽しみます。
でもすごく綺麗ですてきなお祭りですよね。がんばって下さい。
何回聞いても全部は覚えられなくて(^_^;)
人がいっぱい来て、大変ですが、
でも、楽しい集りです。
頑張りました(笑)
また、記事をアップしますね。
都会から田舎に越してきて、
戸惑う事もたくさん有りましたが、
楽しさもいっぱいです。
ぜひ、ご夫婦で、一度いらして下さいね。
(*^_^*)