政治の季節【稗史(はいし)倭人伝】

稗史とは通俗的な歴史書等をいいます。
現在進行形の歴史を低い視点から見つめます。

国民の大迷惑・麻生長期政権?

2008-12-22 16:20:43 | 麻生太郎
もしかすると麻生は長期政権を本気で目論んでいるのか?
あれほど3年後の消費税引き上げにこだわるところを見ると、どうやら自分の手で消費税を上げよう、と思っているのではないかとつい考えてしまう。
3年後なんて気の遠くなるような先のことにここまでこだわるのは、自分の置かれた状況を考えればどうみても尋常じゃない。
自民党の連中は目先の総選挙をどう乗り切るかでホントは消費税どころではない。
それどころか口にしたくもない言葉であろう。
麻生につきあっている暇などないのだが、なにせご本人があの通りではどうにもならない。

衝撃の低支持率にもめげる気配はない。これで3年後がどうのなどとは常人では思いもよらないが、この男の頭は特別仕立て。
森内閣の7パーセントまでには、まだまだ余裕があるというところか。

働き盛りの7割、内閣支持せず=雇用悪化が影響か-時事世論調査 (時事ドットコム 12/20)
景気後退を受けて雇用情勢が急速に悪化する中、経済動向に敏感な働き盛りの40、50歳代の7割前後が麻生内閣を支持していないことが、時事通信社の12月世論調査で明らかになった。
 麻生内閣の支持率は、全体では発足以来最低の16.7%で、不支持は64.7%。年代別に見ると、すべての世代で不支持が5割を超え、最も高い50歳代は73.7%で前月比34.7ポイント増。次いで40歳代が69.4%で同29.1ポイント増となった。以下、60歳代67.5%(同29.7ポイント増)、30歳代65.9%(同34.6ポイント増)などと続く。40歳代は支持率でも12.5%で最低を記録。50歳代の12.7%がこれに次いだ。(2008/12/20-14:53)


「新聞?新聞は嘘を書くから読まない」と今日も漫画を読んで笑っているか。

首相、年末年始に公邸に引っ越す?「検討中」と素っ気なく (YOMIURI ONLINE 12/20)
 麻生首相が来年1月5日の通常国会開会前に、首相官邸に隣接する公邸に引っ越す見通しとなった。

 就任直後には「公邸入りは衆院選が終わってから」と公言していたため、この時期の公邸入りには「衆院解散は当面ないというサインだ」という受け止め方もある。

 首相は現在、都内の私邸から車で約20分かけて官邸に通っている。警備や危機管理上の問題に加え、帰宅途中のバー通いが批判を浴びたことで、周囲は公邸入りを勧めてきた。


やはり長期政権に自信が出てきたのか。
公邸には漫画がないから、と公邸住まいを嫌がっていたが(この部分は推測)、周囲が密かに漫画コーナーを設けたのかも。

麻生は1973年に32歳で社長となり、新規事業にもいろいろ手を出し、高田馬場にファーストフード店を開店するが、わずか2年で撤退。自動販売機会社も失敗、ダイヤモンド採掘会社も失敗。その他、麻生太郎が手がけた会社で現在も存続しているものは皆無である。

1979年に社長を弟と替わり、自分は政界入り。
実は麻生の父親が、「太郎に任せておいては、会社がみんな潰されちゃう」と弟と替わらせたのだという。
政治は父親が太郎に預けたおもちゃなのだ。

”麻生は経済通”というメッキも大分はげてきているが、本人はまるで自覚がない。まだ通用していると思っている。
麻生の父親のように、麻生の首をスパッと切ってくれる人間がればいいんだが……、そうでないと、太郎はいつまでも総理大臣を続けてしまう。
まったく迷惑な話である。





暫定税率廃止!天下り禁止!議員世襲禁止!


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