山風 ふぶき

山歩きや山スキー等、日々感じた事のふぶ記です。

190916 さんじゅうだい

2019-09-16 18:40:13 | 日記
だいぶ古い話ですが、年齢的には二十代後半の頃でしょうか。

仕事で関西方面の見学兼勉強会を終えた帰路。東北新幹線へと山手線利用で移動の折、午後の電車内は混雑は無いが座席には座らずに仕事仲間と共に何気に立っていた。乗客は本を読んだり目を閉じてうつむく人と、皆それぞれの車内。はす向かいの座席に座る少々お疲れ気味な三十代前半位の女性、仕事中の移動かな。私は田舎者らしく、流れ去る車窓の景色を眺めていたら、ふと視線を感じて、いや、殺気の様なものを感じて座席の女性へ視線を移すと、先程までうつむき加減だった彼女は、一ミリの狂いも無くこちらを凝視し目は大きく吊り上がっていた。鬼か獣の形相か。


髪の毛が逆立つ様な驚きをこらえて、静かに流れる外の景色に視線を外した。何故だろう、何か失礼な事でもしたか、別な人と勘違いしてるのだろうかと、最大の警戒をしつつ暫く思案。再度その女性の方へと視線を戻すと彼女はまたうつむき加減に床に視線を落としていた。一瞬ほっとしたが心臓の鼓動はまだ早かった。やはり東京は恐ろしい所なんだと、実感

見つけた! ここに居たのがあ


これも二十代の頃か。

つくば万博を一人で見に行った思い出。仙台からドライブで会場まで快適な深夜のドライブ。車はハチロクだったと思うが、今でも時折見かけるやつです。会場を一日歩いて既に夕刻近い時間帯。最後に見晴らしの良さそうなタワーを目指し空いているエレベーターへ。乗客は一人と思っていたら三十代位の女性が後から慌てた感じで乗り込んできた。見た目は普通だったが、何故か印象に残っていた。降りる時も一緒だったからか、も。

数日たったある日、仙台市内の量販店に勤務していた店の前でその女性と鉢合せ。突然で言葉も無かったが。後から考えたら話が出来すぎている感が、タップリ。です



これは四十代の頃、福島です。

地元にもど戻って職を探す振りをしつつ、スキーやら何やらで楽しくやってた頃。販売系の仕事の要領はどこも同じような物で、小遣い稼ぎと決めて勝手知ったる量販店で気楽なアルバイト稼業で若い女性達と働く日々。悪くはない。いつもの様に集中しつつ売り場のメンテナンス作業をしていると、何やら後ろの方で気配が。三十代程の女性が携帯でこちらを撮影していた。視線がマジだったので、仕事中的な雰囲気。昔のガールフレンドや借金取りでは無いでしょう。被写体としてのオジサンに価値は無いと思うのだが




量販店などで働いていると、まったく知らない人に親し気に話しかけられる事がありますが、どう考えても赤の他人様なのですが。ね
先日も市役所の駐車場で知らないオバサンが私はここよ的な感じで手を振っていたのですが、誰?。暫く車を走らせてから気が付いた。二十年以上前の歳の離れたガールフレンドでした。若い記憶しか残っていなかったので無理ないか。突然だったし


最新の画像もっと見る

コメントを投稿