飲食居抜きソムリエ  山田 茂  飲食を辞める始めるときのブログ                 

飲食店を希望を持って始めたり順調に多店舗化したり、内装設備に費用がかなり掛かります。その投資を回収できます。

3.宅建取引主任士 28

2017-10-27 10:47:29 | 宅建取引主任士

 不動産開業は
     定年後が、ぴったりです

        

         プロフィール
          バックナンバー

 

「店舗物語」連載開始
 てんぽたんの
「不動産開業顛末記」
  「出会い」連載中

   
      

 8.人生観変わる―最終章ー

 

   53.未来 3.新コンセプト  new

    飲食居抜き店舗の仲介専門という
    コンセプトの元に、スタートした
    当社は、既に二十数年以上を、同
    じコンセプトで経営し今日に至っ
    ている。同業も増える中、市場も
    膨らみ、経営していく上では、今
    のところ問題は表面化していない
    が、予想以上に競争も厳しくなり、
    緊張の日々が続いている。そこで
    、賃貸・事務所等の仲介市場を調
    べてみると、今以上の厳しい状況
    が判ってきた。そう、簡単に市場
    参入出来る状況ではない、売買市
    場も、当然同様である。特に売買
    仲介は、ついでにやっている内は
    、よさそうに思えるが、狙ってい
    くと大変な状況なのだ。例えば、
    中古マンション専門に仲介料を半
    額にして成功している同業もいる
    が、長く続きそうにない。
    飲食店居抜き店舗の仲介専門のよ
    うなテーマのコンセプトは、そん
    にないのだが、それと同等、又は
    、それ以上のテーマを発見できれ
    ば、今までの経験がさらに生きて
    一歩先に行くことが出来る。その
    発見が、業界に恩返しできると思
    う。
    (次回に続く)

 

       52.未来 2.組織       

           二十数年間、開業期を除き、基本
           的には、3人体制で今日まで、来
          ている。今後発展するためには、
          どうしても物件確保が必須である
          。そうゆう仕事をする部署、具体
          的には、一つ目には、サブリース
          事業だが、かなり大きな先発企業
     が、数社存在し、競争も激しくな
    ってきている。二つ目が造作買取
    り事業だが、現実的に賃料が発生
    するので、この点の解決が必要で
    ある。中間省略的な方法は、一部
    行なわれているがグレーゾーンの
    部分がある。三つめは、内装の請
    負である。これは、外注で処理で
    きるが、経験から考えて意外と駄
    目である。内装業者をM&Aして
    自社工場にした方がベストと思わ
    れる。四ツ目は、コンサル事業だ
   。開業、売上、人材育成、仕入れ
   、業種等、色々考えられる。五つ
   目として、営業地域の拡大だ。現
   在は契約物件を見ると、千代田区
   、中央区、台東区がほとんどで、
   その他は、年間で数件しかない。
   ある同業は、23区全部担当を配置
   、当社の約8倍の契約数を誇って
   いる。契約数が8倍になると関連
   する仕事がすべて企業として成り
   立つ事になり、事業が想像以上に
   拡大する。六つ目として、飲食店
   等、関連事業への進出である。
   (次回に続く)

       51.未来 1.        

     飲食店居抜き店舗の仲介を職業と
    しての可能性を発見して今日まで
    二十数年、幸運な時と場所を得て
    苦労することなく、光陰矢の如し
    であった。バブル崩壊後にも影響
    もなく過ごせたのは、黎明期であ
    り、それが世間より長く続いたと、
    言うよりニッチな市場と思われた。
    二十数年後の今日の状況は、予想
    出来ないほど発展して、色々な市
    場が起こり、色々な会社が起業さ
    れた。今思えば、可能性のある、
    夢の世界のような環境だったこと
    がわかる。ここに、経営者として
    の資質や限界を感じている。残念
    な事である。仲介で始まり、仲介
    で終わるを守り抜き、今のレベル
    の会社を維持するのには、凄く、
    向いていると思うし、自信もある
    。決算は、赤字だったことは一度
    もない。それが自慢であり、賞賛
    もされた。色々な人に助けられて
、   感謝感激である。本当に運が、あ
    ったと思う。が、故に小さい器の
    中の出来事だったように見える今
    が、辛い。改めて、未来を発見す
    るしかない。
    (次回に続く)

     

  50.激変          

    レインズに掲載されている貸店舗
    をピックアップしてHP又は、会
    員になっている店舗用のWebに掲
    載すると、同業者がすでに掲載し
    ていることが、最近は100% にな
    った.何故わかるかというと HP
    の場合は、反響がない、Webの場
    合は、同一物件はテックがはいる
    ので、すぐにわかる。この競争に
    勝つには、体力とスピードが必須
    である、一時、チャレンジしたが、
    今は、あきらめ、専任物件に殆ど
    特化している。今迄、同業者から
    レインズ等に掲載していない物件
    結構もらっていたが、最近は、店
    舗のニーズが高いので、同業も直
    接客を付けるようになって、回っ
    てこなくなっている。どうしても
    物件が不足きみになる。ここを、
    どうやって乗り越えるかが、各社
    共、問われている。同業から回っ
    てくる物件は、最近は、サブリー
    ス会社の物件が多い。それだけ、
    サブリース会社が、物件を確保し
    ている訳だ。同業もかなり増えて
    、業界の隙間がなくなり、いつも
    誰かに追われているように思える
    。専任物件がほとんどなので、同
    業には、知られないで契約が進む
    ことが多いし、仲介料も両手にな
    り経営は安定しているが、ここ数
    年は、緊張の糸が張りっぱなしで
    ある。それだけ店舗業界が変化し
、   新しい人材が、新しいコンセプト
    で登場し、古い長いだけの業者
    は、苦戦する。
    (次回に続く)

 

      49.揺れる心       

        

        宅建業の更新、事務所の移転それ
        決算も近づいてきた。やることが
        詰まってきて、ストレスも増える
        。お陰で花粉症も今回は、反応が
        鋭い、それと共鳴するかのように
        タバコの煙にも、いつもより簡単
        に反応するようになり、体が熱を
        帯びてくるのが判る。集中力がな
        くなり、ちょっとだるくなる。仕
        事は、売買も決まり、大きな変化
        はなく、まあまあである。契約物
        件を確認すると、専任物件がほと
        んどで他社物がない。楽であるが
、     業者との付き合いが減ってくるの
        で、一長一短だ。今後の事を考え
   ると、物件の確保の課題は、どう
   してもサブリースが主流である。
   それと会社の規模も今のままでは
   、遅れを取りそうだ。経営者とし
   ての資質の問題だ。現状のレベル
   なら、誰でも出来るように思える
   。この壁を越えなければ、いずれ
   落ち込むことが目に見えているが、
   中々簡単そうでない。限界を感じ
   る時も多い。性格・資質・年齢・
   勇気等、二十数年経験した今、結
   構寂しかったり、悔やんでみたり
   等、長くやっていれば、いいとい
   うものでもでもない。色々なこと
   が重なり、少しナイーブになって
   いるのか、初めての感覚である。
   もう一度、原点に戻って考えるこ
   とにした。
   (次回に続く)

 

          プロフィール
           バックナンバー
 

 

   

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする