飲食居抜きソムリエ  山田 茂  飲食を辞める始めるときのブログ                 

飲食店を希望を持って始めたり順調に多店舗化したり、内装設備に費用がかなり掛かります。その投資を回収できます。

3.飲食店辞める時 84

2024-06-14 08:42:50 | 飲食店辞める時

           トップページへ                 
            バックナンバー 
             バックナンバー2


    ラーメン経営で地獄をみた
    プロレスラー   連載   14
    手間は抜けない

    じゃあ、いっそのこと、手間をかけ
    るのをやめて、もっと楽なラーメン
    作りをすればいいじゃないか、と思
    われる方もいるかもしれない。

    でもね、それだけは絶対にできない。

    手間をかけていることは気づいてもら
    えないけれども、手を抜いてしまった
    ら、即座にそれはバレるからだ。お金
    を払って食べにきているお客さんのシ
    ビアな洞察力を甘く見てはいけない。
    (次回に続く)



     ラーメン経営で地獄をみた
     プロレスラー   連載   13
     手間は買ってくれない

     俺が声高に繰り返しアピールした
     いのは「お客さんは手間を買って
     くれない」という点だ。

     手間は目には見えない。

     目に見えないものにお金は出せない。
     (次回に続く)




     ラーメン経営で地獄をみた
     プロレスラー   連載   12

     そこはもう「精神力」でぐっとこら
     えるしかない。

     そんな時はちょっと冷静になって、
     自分が客の立場だった時に、無意識
     のうちに理不尽なことをしていなか
     ったかどうか考えてみることだ。「
     常識どおりに事が進まない」とイライ
     ラしていたら、この商売は絶対に続け
     てなんていけないからね。
     (次回に続く



     ラーメン経営で地獄をみた
     プロレスラー   連載   11
     理不尽なこともある

     一般的なビジネスの場合、こちらが
     常識的な提案をすれば、相手側も
     常識的な返答をしてくるから、ス
     ムーズに話が進む。でも、接客業
     の場合「お客様は神様だ」という
     意識でいる人が多いので、こちら                
     が想定していないような要求をさ
     れたり、世間一般で言われるよう
     な常識では測りきれないような、
     ものすごく理不尽なことを言われ
     たりもする。
     (次回に続くf)



    ラーメン経営で地獄をみた
    プロレスラー   連載   10
    清掃が大変

    とにかく飲食業や接客業をやって
    いると、一事が万事、こんな感じ
    になることが多いんだ。挙げれば
    キリがないけど、他にもいくらで
    もある。たとえばトイレ。営業中
    も定期的に掃除をするんだけど、
    ほとんどのお客さんはきれいに使
    ってくれる。でもマナーが悪い人
    が少しだけいて、ちょっと尿が便
    座にかかっているなんてかわいい
    もの。汚い話で恐縮だけど、トイ
    レ中に吐き散らかしたり、大便を
    床に撒き散らす人もいる。掃除に
    かかる手間も時間も大変だ。
    (次回に続く)


     
    ラーメン経営で地獄をみた
    プロレスラー   連載   9
    経営側になると

    よくよく考えたら、あきらかにこっ
    ちが悪いんだけど、なんとなく「客
    のミスは悪くない」という空気がど
    この店でもできあがってしまってい
    るんだよね。いざ、経営する側に
    回ったら、そういうロスが何気に痛
    手になる。
さっき補充したばかりの
    割り箸が一瞬にしてダメになってし
    まったりすると、その場ではさすが
    に顔には出さないけど、内心「ああ
    ~っ」となるもんね。お客さんにコ
    ップを割られても、ウチでももちろ
    ん請求できないから。
    (次回に続く)



    ラーメン経営で地獄をみた
    プロレスラー   連載   8
    客としてなら謝る

    細かい話だけど、爪楊枝だって同じ
    だよね。こういう状態になったら、
    すべて店側が負担するのが、暗黙の
    了解になっている。俺が客として飲
    食店に通っていた時にこういう状況
    に陥ってしまったら、「すみませ
    んね」とは口にしていたけれども、
    あとは店員に言われるままにしてい
    た。
    (次回に続く)



    ラーメン経営で地獄をみた
    プロレスラー   連載   7
    客がビールをこぼしたら

    店側には過失はないとしても、基本
    的に店員は「気にしないでいいです
    よ」どころか、「大丈夫ですか?」
    と心配するように声をかけ、代わり
    のビールまで提供する。テーブルか
    らコップが落ちて割れてしまっても、
    まったくの不問だ。実は割り箸は高
    いんだけど、こぼしたビールで割り
    箸がびしょびしょになってしまった
    ら、もう使いものにならないから、
    泣く泣く廃棄処分にするしかない。
    (次回に続く)



    ラーメン経営で地獄をみた
    プロレスラー   連載   6
    お客のほうが偉いと思っている

    自分が客としてラーメン屋に通って
    いた時のことを思い返してみてもそ
    うだが、無意識のうちに「客のほう
    が偉い」という言動を取っているケ
    ースを見かけないかな。たとえばあ
    るお客さんがビールを飲んでいる時、
    つい手をすべらせて、コップをひっ
    くり返してしまったとする。
    (次回に続く)



    ラーメン経営で地獄をみた
    プロレスラー   連載   5
    ラーメン注文にカレー無料
    以前、「ランチタイムにラーメンを
    食べた方はカレーライス無料」とい
    うサービスを始めたら「無料のカレ
    ーだけくれ!」という人がたくさん
    やって来たことがあるけど、こんな  
    のはほんの一例。とにかく、サラリ
    ーマン生活とは違って、常識的な受
    け応えだけしていればいい、という
    わけではなくなる。
    (次回に続く)

    ラーメン経営で地獄をみた
    プロレスラー   連載   4
    受け止めるしかない

    それを我々、店側の人間が言うんだ
    ったらわかる。でも、「俺は客だぞ、
    神様だぞ。俺の言うことを聞け!」
    とお客さんから言われてしまうと、
    それはどうなんだろうか、となっ
    てしまう。でも行きすぎた「おもて
    なし」精神が浸透した今、そういう
    人が増えているので、それはもう受
    け止めなくてはいけない。
    (次回に続く)



    ラーメン経営で地獄をみた
    プロレスラー   連載   3
    当たり前すぎる話

    そんなエンターテインメントにおけ
    る演者と観客の関係性を指す言葉が、
    いつのまにか「お客様は神様のよう
    な存在だから、誰よりも偉い」と拡
    大解釈されるようになり、飲食業界
    でも当たり前のように使われるよう
    になってしまった
    たしかにお客様は神様だ。
    それは間違いない。
    お客さんが来てくださらなかったら、
    店は存続できないし、本当に大事で
    ありがたい存在で、これはもう当た
    り前すぎる話だ。
     (次回に続く)



    ラーメン経営で地獄をみた
    プロレスラー   連載   2

    んの残した名言なんだけど、いつの
    まにか、どんどん違った意味で言葉
    だけがひとり歩きしてしまった。
    三波春夫さんがステージから客席に
    向かって言ったのは、「こうやって
    お客様が客席を埋めてくれなかった
    ら、私たちはステージに立てません
    」という感謝の意味を込めた言葉だ
    ったと思う。ジャンルは違うけれど、
    俺もプロレスラーとして、お客さん
    の前で闘ってきたから、その想いは
    よくわかる。
    (次回に続く)


    ラーメン経営で地獄をみた
    プロレスラー 新連載   Ⅰ
    四天王

    かつて全日本プロレスで「四天王」
    として活躍したプロレスラーの川
    田利明氏が経営するラーメン店「
    麺ジャラスK」。開業から14年経
    った今も根強い人気を誇る同店で
    すが、ここにいたるまでには、さ
    まざまな困難に直面したといいま
    す。開業から3年以内に80%がつ
    ぶれるとも言われているラーメン
    業界を生き抜いた秘訣を、川田氏
    の著書プロレスラー、ラーメン
    屋経営で地獄を見る
から一部抜
    粋・編集してお届けします。
    川田敏明 プロレスラー
    (今回新連載です)



    いなば食品「怪文書」が
    まずいわけ  最終回     19
    ギャップを冷静に見てほしい
    他者との違いを明確にして、オリジ
    ナリティーを磨くことは重要だが、
    いざというときに「世間と自分たち
    のギャップ」を冷静になって見つめ
    られないのであれば考えものだ。さ
    らなる発展を目指すためには、これ
    を機会に「どう見られているのか」
    「どう見られたいのか」をしっかり
    と考え直すのがよいのかもしれない。
    (今回最終回です


    いなば食品「怪文書」が
    まずいわけ  連載     18
    企業理念「独創と挑戦」

    いなば食品の対応を、もう一点評価
    するとすれば、報道に対して否定す
    る表現はなく、「洗濯機置き場」の
    扱いを説明している程度だった点だ
    。ただ単に、どこに問題があるのか
    気づいていないだけの可能性は高く、
    それはそれで問題なのだが、素直に
    受け入れる余地があるようにも見え
    る。客観的な立場から、問題を捉え
    ることにより、的外れな対応をとる
    リスクは軽減できる。いなば食品の
    採用情報ページによると、同社の企
    業理念は「独創と挑戦」、商品開発
    コンセプトは「真似しない、真似さ
    れない」だという。
    (次回最終回です)



    いなば食品「怪文書」が
    まずいわけ  連載     17
    第三者の視点、必要
    そのうえで欠かせないのが、「第三
    者の視点」を入れることだ。非上場
    のオーナー企業が、時折ガバナンス
    の機能不全に陥る要因として、同族
    経営だからこそモノが言えない状況
    を招くことがある。今回の文春報道
    も、まさにそこへメスを入れている。
    (次回に続く)

    いなば食品「怪文書」が
    まずいわけ  連載     16
    誠実な対応必要
    企業倫理を問われる状況では、対応
    もまた、倫理的かどうかの基準で評
    価される。その点から言えば、今回
    のプレスリリースでは、まだ不十分
    だ。さらなる悪評につながらないた
    めには、早い段階で誠実かつ、的外
    れでない対応が必要となるだろう。
    (次回に続く)

    いなば食品「怪文書」が
    まずいわけ  連載     15
    イメージダウンに及ぶか
              商品開発も、広報戦略も、購買ター
              ゲットをどこに置くかを見定め、ニ
              ーズに合った形で提供するのが定石
             だ。とくに「いなば食品」や、ちゅ
             〜るの「いなばペットフード」はヒ
             ット商品を抱えて、消費者から支持
             されてきたからこそ、ひと度その視
             点のブレが目立ってしまうと、商品
             そのものへの印象も悪くなってしま
             う。実際にSNS上では、今回の対応
             をめぐって、「ちゅ〜る不買したい
             が、愛猫が許してくれるか」などと
              葛藤する声も相次いでいる。
              (j次回に続く)

    いなば食品「怪文書」が
    まずいわけ  連載     14
    イメージダウンになりかねない
    しかし、いなば食品のリリースを読
    むかぎり、同社が問題だと認識して
    いるのは「シェアハウスがしっかり
    改修されているか」という1点のみ
    ではないかと感じる。広報実務のあ
    れこれを差っ引いても、そもそも前
    提条件にズレが生じていれば、謝罪
    も的外れなものとなり、場合によっ
    ては「話をそらした」などと、イメ
    ージダウンにつながりかねない。
    (次回に続く)

    いなば食品「怪文書」が
    まずいわけ  連載     13
    果たして十分か
    文春報道が問題提起している論点は、
    「従業員の労働環境が確保されてい
    るか」だろう。ちゃんと記事を読む
    と、シェアハウスの実態は、あくま
    でその一要素に過ぎず、問題は一般
    職の待遇が十分に確保できない企業
    体質にあるのでは、と指摘する内容
    だとわかる。
    (次回に続く)

     
    
    いなば食品「怪文書」が
    まずいわけ  連載     12
    報道後の反応は早かった
    この発表に褒めるところがあるとする
    ならば、文春報道から1〜2日後で出さ
    れたスピード感だろうか。しかし、は
    っきり言って、この内容から危機管理
    能力は感じられない。責任の所在につ
    いてはもちろんだが、そもそも「問題
    点を誤認している」ように思えるのだ。
    (次回に続く)

     いなば食品「怪文書」が
     まずいわけ  連載     11
    責任転嫁
    そして極め付きが、1月に死去した副
    社長について。のちに削除された部
    分には、「10月26日に間質性肺炎の
    急性増悪で緊急入院」「入院期間中
    の詳細な指示が酸素吸入による呼吸
    困難でほぼできず、空白となってし
    まいました」といった記述もあり、
    詳細に書くことによって、むしろ故
    人に責任転嫁しているような印象を
    残す。
    (次回に続く)

           トップページへ                 
            バックナンバー 
            バックナンバー2

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする