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コーセーの化粧しな new
いリーダーが気付いたこと
連載 2
店頭をオンライン要領で
「WEB-BC SYSTEM」で接客をする様子
これまで店頭で接客やメー
クやスキンケアのアドバイ
スを行ってきたビューティ
ーコンサルタント(BC・美
容部員)が、オンライン会
議の要領で、メークや肌の
悩みに対し、カウンセリン
グを行うものだ。
(次回に続く)
コーセーの化粧しな
いリーダーが気付いたこと
新連載 Ⅰ
コロナ禍は化粧品業界に大
きな試練をもたらした。大
手のコーセーも例外ではな
く、2020年4月~12月の売
上高は前年同期比18%減、
営業利益は70%減と減収
減益。特にインバウンドの
売上高は、前年同期から1
40億円近く減少し、16億
円にまで落ち込んだ。長引
くコロナ禍の中、顧客にオ
ンラインでもリアルと変わ
らない購買体験を提供する
ことが急務だった。そんな
中、21年8月にコーセーは、
オンラインでメークやスキ
ンケアなどのカウンセリン
グを行う「WEB-BC SYSTE
M」(ウェブビーシーシス
テム)を発表。同年9月か
ら高付加価値ブランド「コ
スメデコルテ」で「DECO
RTE Personal Beauty Conc
ierge」としてサービスの
提供を始めた。
酒井真弓 ITmedia
(今回新連載です)
KKR Jリート会社 new
巨額買収 最終回 10
アジア最大の運用会社に
現状、KJRが運用している産
業ファンドと日本都市ファ
ンドだけで、すべての不動
産をカバーできるわけでは
ない。投資基準の異なるリ
ートやファンドを新たに運
用することも、あるかもし
れない。これは個人的な思
いだが、KJRの資産規模を
拡大させていき、日本国内、
あるいはアジアの中で最大
規模の不動産ファンド運用
会社に育成したい。
(今回最終回です)(
KKR Jリート会社
巨額買収 連載 9
シナジーとは、例えばKKR
が投資している事業会社が
保有する不動産をリート向
けに売却する、といった内
容でしょうか。
幅広いシナジーを期待して
いる。KKRが持っている企
業とのアクセスを組み合わ
せれば、(KJRが不動産の
受け皿になることで)一般
企業からの不動産のカーブ
アウト(切り出し)も出て
くるだろう。
(次回最終回です)
KKR Jリート会社
巨額買収 連載 8
買収額の大きさに対し、不
動産業界から驚きの声が上
がっています。
KKR Jリート会社
巨額買収 連載 7
ほかにはどういった理由が
人材だ。不動産などのオル
タナティブ投資には、専門
的な知見を備えた人材が少
ない。この点、KKRは今回
の買収によって170人規模
の従業員を抱えるプラット
フォームを得た。投資には
通常出口があるが、KJRを
売却することは考えていな
い。その証拠に、買収資金
である2300億円は、ファン
ドではなくKKRのバランス
シートから拠出した。アメ
リカ本社も、それだけ期待
を寄せているということだ。
(次回に続く)
KKR Jリート会社
巨額買収 連載 6
2022 年3 月にはJリートの
運用会社、三菱商事・ユー
ビーエス・リアルティ(現
KJRマネジメント)を買収
しました。
買収の理由はいくつかある。
1つは、KKRとして以前から
半永久的に運用できるファ
ンドを持ちたいと望んでい
たことだ。(期限が到来し
たら償還されるファンドで
はなく)資産規模を拡大さ
せつつ、期限を定めずに運
用ができるリートの運用会
社は魅力的だった。KKRが
アジアの不動産市場に注目
していたこともその一因だ。
(次回に続く)
KKR Jリート会社
巨額買収 連載 5
日本では不動産の取得競争
が激化しています。どのよ
うに案件を確保しますか。
一般企業との関係を生かす。
PEファンドを通じた投資以
外にも、さまざまなルート
がある。不動産会社は不動
産しか買えないが、われわ
れはPEやインフラ施設など
あらゆる資産に投資できる
資金を持っており、パワフ
ルな提案ができるだろう。
マーケットが悪い時でも、
ほかの会社が見つけられな
いバリューアッププランを
描き、投資機会を発掘でき
る。
(次回に続く)
KKR Jリート会社
巨額買収 連載 4
ノンリコースローンの活用
基本的にはポテンシャルが
最大化されていない不動産
を取得して、価値を引き上
げることを目指す。日本で
はまだ実績がないが、韓国
などでは自ら土地を取得し、
許認可を得たうえで開発ま
で行ったこともある。日本
では低利でノンリコースロ
ーン(特定の資産から生じ
るキャッシュフローのみを
返済原資とする融資)を利
用できることも利点だ。
(次回に続く)
KKR Jリート会社
巨額買収 連載 3
日本における投資の第1号
は、2021年に取得した大阪
市内のオフィスビルでした。
どのような投資基準を設け
ていますか。
主な用途はホスピタリティ、
オフィス、ファミリー向け
マンション、物流施設の 4
つだ。リテール(商業)も
現時点では軟調だが、安く
取得できて利益が生み出せ
るなら構わない。立地も東
京都心に限らず、流動性が
あればそれ以外の都市でも
いい。実際、地方都市の不
動産の取得を検討したこと
もある。
(次回に続く)
KKR Jリート会社
巨額買収 連載 2
KKRは2021年に、アジア各
国の不動産を投資対象とす
る約1768億円のファンドを
組成しました。日本の不動
産にはいつから注目してい
ましたか。
私がKKRに参画した2015年
ごろから、いろいろな案件
を検討していた。PEファン
ドの資金を用いて不動産の
入札に参加したこともあっ
たが、競争が激しくこれま
で取得実績がなかった。ア
ジアにおいて、KKRは中国、
オーストラリア、韓国、シ
ンガポールなどでも不動産
投資をしているが、日本は
アメリカに次ぐ重要な市場
だ。マーケットの規模が大
きく、取引も活発で流動性
が高い。そして不動産業が
ひとつの業界として確立し
ていて、不動産取引を担え
る優秀な人材が豊富に存在
する。2021年に組成した
「アジア不動産1号ファン
ド」においては、日本への
配分も多い。
(次回に続く)
PE(プライベート・エクイ
ティ)やクレジット、現物
資産などに投資する世界有
数のファンド運用会社・KK
R。日本でも 2006年の上陸
後、数々の企業買収で名を
挙げたが、唯一「空白地帯
」だったのが不動産だ。ア
ジア各国で不動産投資を進
める一方、日本だけは投資
実績がなかった。そんな中、
2022年3月に突如としてJリ
ート(上場不動産投資信託)
運用会社である三菱商事・
ユービーエス・リアルティ
の買収を発表。買収額は23
00億円に上るが、ファンド
ではなく自己資金で賄った。
古参の運用会社を掌中に収
めた狙いは何か。同社不動
産部門のマネージング・デ
ィレクター、デイビッド・
チョン氏を直撃した。
一井 純 東経記者
(今回新連載です)
話題の完全栄養食品 new
開発の紆余屈折 最終回 20
コロナ禍、チャンス
そうした数多くの疑問の中
で、自分が関わって積極的
に変えたいと思ったのが食
事であり、ベースフードに
つながっています」「ユー
ザー目線」を本当の意味で
実践するのは案外難しい。
しかしあえて困難に挑戦す
る同社のような企業がある
からこそ、世の中は変わっ
ていくのだろう。そしてコ
ロナで価値観が激変する今
こそ、画期的な商品やサー
ビスが生まれるチャンスと
言えるのかもしれない。
(今回最終回です)
話題の完全栄養食品
開発の紆余屈折 連載 19
疑問 打開の道を選ぶ
現状に疑問を感じたとき、
迷いなく打開の道を選ぶ
こと。これが、橋本氏や
同社の姿勢であり、開拓
者たらしめている点だ。
橋本氏はもともと、周囲
の当たり前の物事に対し
疑問を持つ性質があると
いう。「すぐほどけるの
に靴紐を使っているのは
なぜか、テーブルやイス
はなぜこの形でなければ
ならないのか、ユーザー
にとってもっと使いやす
い形があるのではないか、
ときりがありません。
(次回最終回です)
話題の完全栄養食品
開発の紆余屈折 連載 18
今迄なぜなかったか
このように、潜在需要も高
く、実際市場が広がってい
る完全栄養食。それなのに
なぜ、これまで開発されな
かったのだろうか。この疑
問への答えがすなわち、同
社の特徴を表していると言
える。橋本氏がベースフー
ドの開発に取り組み始めた
当初、誰からも「そんな商
品は不可能だ」「できるの
ならばすでに存在している
はず」と言われ、相手にさ
れなかったという。
(次回に続く)
話題の完全栄養食品
開発の紆余屈折 連載 17
定期購入者10万人
ベースフードがいつでもど
こでも、誰にでも手に入る
状態を目指して、販売チャ
ネルも拡大していくそうだ。
現在、オンラインでの定期
購入者は10万人。まずは10
0 万人までを目指す。さら
に1000万人にまで広がれば、
人口の10分の1が1食は栄養
的によい食事をとれている
ことになる、と夢を語る。
「10万人までなら10年もか
からずに達成できるのでは」
と予想しているという。男
女ともに自分の食事として
購入するビジネスパーソン
が主だが、子どものおやつ
としての需要も増えている
そうだ。
(次回に続く)
話題の完全栄養食品
開発の紆余屈折 連載 16
大人の学校給食の構想
というのも、橋本氏の頭に
は「大人の学校給食」とい
う未来の構想がある。つま
り、学校給食のおかげで、
どんな家庭環境にある子ど
もも1食は栄養的に優れた
食事を確保できる。同様に、
1 食をベースフードにすれ
ば、どんなに忙しい人でも
最低限必要な栄養をとるこ
とができる。パスタやクッ
キー、パンもシナモンやチ
ョコ、カレーとバリエーシ
ョンを増やしているのも、
個々の食生活に合わせてう
まく取り入れ、毎日続けて
ほしいとの意図だ。
(次回に続く)
話題の完全栄養食品
開発の紆余屈折 連載 15
アプリが同社の目的に貢献
また、栄養管理アプリの「
あすけん」や、移動すると
ポイントがたまるアプリ「
Miles」などともコラボを行
い、ポイントでベースフー
ドがお得に購入できる仕組
みも整備。商品の宣伝にな
るというだけでなく、これ
らのアプリが「誰もが簡単
に健康でいられる世の中」
という、同社の目的にも役
立つためだそうだ。
(次回に続く)
話題の完全栄養食品
開発の紆余屈折 連載 14
ターゲットは一人暮らし
メインターゲットは一人暮
らしなどで食生活が乱れや
すい都市のビジネスパーソ
ン。コンビニは重要な販売
チャネルの 1つだ。現在は
専用の棚が設けられている
店もある。もっとも、オン
ラインとコンビニを組み合
わせた販売手法については
最初から戦略的に行ってい
たわけではないという。
(次回に続く)
話題の完全栄養食品
開発の紆余屈折 連載 13
ポイントはコンビニ販売
ポイントとなるのが、コン
ビニでの販売。パンなら20
0円前後と求めやすい価格だ。
「宣伝はインターネットに
よるデジタルマーケティン
グが中心。広告を見て興味
を持った人が何気なくコン
ビニに行くと置いてあるの
で、試しに買ってみようと
思ってもらいやすいですよ
ね。そこで気に入ってもら
えれば定期購入につなげる
ことができます」(橋本氏)
(次回に続く)
話題の完全栄養食品
開発の紆余屈折 連載 12
サブスク対応
以上説明してきたベースフ
ードの商品力に加え、注目
したいのが販売方法だ。オ
ンラインストアでは単品売
りのほか、継続的に摂取し
てもらいやすいよう、サブ
スクリプションにも対応し
ている。スタートセットに
は、パン16袋セット3156円、
パン8袋クッキー10袋3188
円、パン10袋パスタ4袋34
36円(いずれも送料、税込
)の3種類がある。
(次回に続く)
話題の完全栄養食品
開発の紆余屈折 連載 11
1日1食を推奨
ただ、ベースフードとして
は3食すべての置き換えで
はなく、1日1食、生活の
中に無理なく取り入れるこ
とを推奨している。実際に
は朝食を置き換えているユ
ーザーが圧倒的に多く、そ
のためチョコやメープル味
のパンの売れ行きがよい。
ちょっと甘味があるものを
朝食にとりたいという人が
多いためだろう。
(次回に続く)
話題の完全栄養食品
開発の紆余屈折 連載 10
3食すべてで問題はないか
栄養面で95点と高く評価し
ているのも、橋本氏自身が
5年間、毎日 3食のうち 1食
はベースフードを食べてお
り、効果を実感しているた
めだ。スタートアップの社
長として緊張感のある日々
を送っているが、体調もよ
く、高いパフォーマンスを
発揮できていると感じてい
る。40人強いる同社社員も
同様の食生活を送っている
そうだ。では、3食すべて
ベースフードに置き換えて
も問題はないのか。「実践
しているお客様もおり、健
康診断では優良な結果を得
ている」とのことだ。
(次回に続く)
話題の完全栄養食品
開発の紆余屈折 連載 9
良い商品づくりが売上増に
「何かきっかけがあって売
れたわけではなく、よい商
品を目指して取り組み続け
たことが販売数の伸びとな
って表れた」と橋本氏は説
明する。カラダによくて、
しかもおいしい商品を目指
して、これからも研究を重
ねる。現在の商品は「栄養」
では95点、「おいしさ」で
は70点程度と採点しており、
どちらも100点をとれる商
品にしたいという。
(次回に続く)
話題の完全栄養食品
開発の紆余屈折 連載 8
ブラッシュアップ重ねる
実際、開発当初は「こうい
う商品を待っていた」と反
響は高かったものの、販売
は伸び悩んだそうだ。しか
し橋本氏は信念のもと、商
品のブラッシュアップを重
ねた。すると徐々に販売数
は増えていったという。年
間の売上数を見ると、2019
年は前年比約2.8倍、2020年
は前年比約3.6倍、2021年は
前年比約4.3倍となっている。
(次回に続く)
話題の完全栄養食品
開発の紆余屈折 連載 7
開発、困難極める
栄養や健康について勉強し
ながら、栄養士の協力も得
て、必要な栄養素を含む主
食の開発に取り組み始めた。
しかし開発に困難を極めた
そうだ。なぜなら主食とは
糖質を含むものなので、糖
質を減らすとどうしても味
が悪くなり、満足感も減る。
また、糖質はつなぎの役割
を果たしているため、形状
を保つのも難しくなる。
(次回に続く)
話題の完全栄養食品
開発の紆余屈折 連載 6
毎食用意不可能
「健康にいい食事というの
は、いわゆる『一汁一菜』
に副食を加えた献立。しか
し働いている現代人が、毎
食用意するのは不可能に近
いですよね。自分自身、以
前の会社で働いていたとき
は単身だったこともあり、
どうしてもコンビニや外食
が多くなっていました。そ
の結果、健康診断の数値も
年々悪くなっていったんで
す。自分のためにも、この
状況を変える必要があると
感じました」(ベースフー
ド代表取締役の橋本舜氏)
(次回に続く)
話題の完全栄養食品
開発の紆余屈折 連載 5
開発のきっかけは
コロナを背景とした健康へ
の意識の高まりも受け、現
在までに4000万袋以上を販
売、取り扱い実店舗も全国
で9500店舗以上に広がって
いる。まず、なぜこのよう
な食品を開発することにな
ったのだろうか。開発者で
もあるベースフード代表取
締役の橋本舜氏はもともと
食事に関しても栄養に関し
ても門外漢だという。しか
し自分自身が必要性を強く
感じたことが、開発のきっ
かけになったそうだ。
(次回に続く)
話題の完全栄養食品
開発の紆余屈折 連載 4
1食で1/3栄養素摂取出来る
ベースフードは2016年のク
ラウドファンディングでの
取り扱いからスタートし、
今はパン、パスタ、クッキ
ーなど3カテゴリー12種類
をラインナップ。公式オン
ラインストアのほか、コン
ビニやドラッグストアなど
で販売している。パンなら
袋から出してそのまま、パ
スタも1~2分ゆでてソース
をかけるだけと簡単に食べ
られ、1食で1日に必要な栄
養素の3分の1を摂取できる。
糖質は一般のものに比べ約
30%低減、合成保存料や合
成着色料不使用という。
(次回に続く)
話題の完全栄養食品
開発の紆余屈折 連載 3
日清食品も参入
ブームの先駆けとなったの
は2016年4月に設立された
フードテックベンチャー、
ベースフード。そのほかに
も完全栄養食と銘打った商
品は数多く出回っており、
日清食品など大手の食品会
社も参入してきている。カ
ラダにいいと言っても、味
はどうなのか。そして完全
栄養食さえ食べていれば健
康を維持できるのだろうか。
今回、完全栄養食にまつわ
るさまざまな疑問について、
ベースフードに取材した。
(次回に続く)
話題の完全栄養食品 new
開発の紆余屈折 連載 2
完全栄養食品に注目が
「健康」は現代人の最大の
関心事。そして食事は休息
や運動と並んで、健康の基
礎となる重要な営みだ。し
かし現代人にとって、健康
によい食事をとり続けるの
は至難の業である。そうし
た食事には時間、金銭面で
のコストがかかるためだ。
また、栄養に関しての知識
が不足していたり、カロリ
ーが高くおいしいものを食
べすぎてしまいがちなのも、
健康的な食生活を阻む要因
だろう。しかし今、この「
健康な食生活を送るのは難
しい」という常識も変わり
始めているのかもしれない。
というのも、三大栄養素の
ほか、ビタミンやミネラル、
食物繊維など、必要な栄養
素がとれる「完全栄養食」
が注目を集めているためだ。
(次回に続く)
話題の完全栄養食品
開発の紆余屈折 新連載 1
ガストが導入する配膳 new
ロボの実力は 最終回 19
掃除ロボ大手2社が検討中
掃除ロボットのヴィゴーは、
中国では1000台程度の導入
実績があり、深センを中心
に駐車場や公園などで稼働
しているという。中国では、
5Gの通信環境で動作してい
るそうだ。「日本での導入
実績はまだありませんが、
現在、大手2社が導入を検
討しています。1つは、団
地と団地の間の通路を掃除
する用途、もう 1つは納品
前の自動車の保管場所(野
外)を掃除する用途です。
22年中に国内で導入され
ることを期待しています」
(岸本氏)
(今回最終回です)
ガストが導入する配膳
ロボの実力は 連載 18
導入が進まないワケ
導入が進まない理由として、
「大手では接客面でのホス
ピタリティが失われてしま
う、顧客に動揺を与えてし
まうといった体験価値の懸
念があり、中小ではコスト
的に厳しいという声がある。
根本的にロボットの認知が
低いのも課題だ」と露木氏。
現状の製品は、飲食店の制
服を装うなど外観のカスタ
マイズはできても、コミュ
ニケーションに独自性を持
たせるようなカスタマイズ
はできない。今後の国内外
の普及状況とともに、機能
の進化も気になるところだ。
(次回最終回です)
ガストが導入する配膳
ロボの実力は 連載 17
多くの企業が導入検討段階
食べ放題フロアでは、最高
で1日5000皿分を配膳して
おり、アルバイト社員の採
用や教育にかかるコストや
時間の削減、顧客の体験価
値の創出に期待があるよう
です。現状、配膳ロボット
への問い合わせとともに、
実装されていない機能への
リクエストが増えています
が、多くの企業は導入を検
討している段階のようです
」(露木氏)
マーケティング効果が見込める大型ディスプレイ
付きの配膳ロボット
(次回に続く)
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