先日購入したステレオ誌7月号であるが、いくつかの書店を回って見たが、やはり店頭には並んでいなかった。 予約しておいて正解であった。
付録のスピーカーユニットの製作を紹介することにした。
マグネットにフレームと接合する部分にボンドを塗る。 ボンドは透明でなく黒色であった。
接着してネジ止めをし組みあがった。
次はボイスコイルを組み付けます。 この時センター位置が定まるようにギャップゲージ(画像右上)を丸めてボイスコイルの中心に挿入しておく。
ボイスコイルをマグネットに埃が入らないように気をつけながらフレームにボンドを塗り接着、引き出し線の向きや角度に気をつけながら一発勝負である。 ここで一昼夜
次はコーンを接着する。 スピーカーエッジの貼りつける部分にボンドを一周塗る。
エッジを接着完了。 なんとかボンドがはみ出さず綺麗に接着出来た。 スピーカーらしくなってきた。 次は、スピーカー中心とボイスコイルの接着である。 ここが一番の難所?
ギャップゲージにボンドが付かないようにボンドを塗り終わった状態である。 ここで一昼夜
ギャップゲージを引き抜きいよいよセンターキャップの接着である。
神経を集中しながらボンドをセンターキャップの位置に塗り接着。
完成したユニット。 ボンドが乾いたようなので試しにアンプに繋いでみた。 緊張しながらゆっくりとボリュームを上げる、音が出た瞬間!思わずニヤっとしてしまった 音のバラつきも無くバッチリ!
付録が入っていた箱にセッティングすればこんなスピーカーが完成する。
案外簡単に製作できるようになっているキットである。 小学生でもボンドをはみ出さずに出来れば綺麗にできるレベルであると思う。 欲を言えばスピーカーエッジも自分で組み付けするような失敗が許されないキットの方がスリルがあって楽しいかも。
次はエンクロージャーの製作である。 だいたいの設計は頭中にあるのだが、バランスの良い、いい音が出てくれるか判らないところが楽しい・・・