草刈りを終え、畑に植えている柿の実を採っていると、突然、高枝刃が動かなくなった。
どうして・・・今まで順調だったのに・・ 仕方なく採るのを止め帰ることにした。
いったいどこが悪いのか? 以前から高枝切鋏の構造が気になっていたので分解してみることにした。
先端部分のネジを3本外す
握りの近くのネジを外す
握りレバーの元に付いているワイヤーとワイヤー止めを外して握りレバーを取り外す。
先端の刃の部分と内部機構を引っ張り出してみた。
ワイヤーが折れていたり外れていたりと別段悪いところが無かった。
こんな風になっていたんだ・・簡単な仕組みでした。
ここが高枝切鋏の心臓部です、握りレバーのワイヤーが固定されていて、刃部分と繋がっている平たい板が内部をスライドするようになっている。
内部の白い部分の上にある金属部分を指で押さえながらスライドさせると「カチ」と止まる、スライドする平らな棒の穴に爪が引っ掛かる様になっているみたいだ。
この高枝切鋏は3段階に伸びるので穴が3カ所で止まるのが納得できる。
そのため金属部分を押さえなければスルー状態になりレバーを動かしても稼働しない。
伸縮時の固定レバーにより内部機構の金属部分が押さえられ、同時に握りレバーのワイヤーと刃と繋がっている平たい板がロックされるようになる。
とゆうことはこの固定レバーがきちんと役目をしていない事が判明!
何度か動かしてみると途中で止まったりしたので潤滑油を挿して動きをがスムーズになるようにし元通りに組んで完了。
難なく使用できるようになりました。
めでたし、めでたし。
為せば成る為さねば成らぬ何事も!
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この心臓部は刃先側と手元側が同じ長さの平たい板が、平行に心臓部を動き、両方の穴が合った際にロックピンが入って連結する仕組みです。刃先側も平たい板の向きを間違えずにロックしない状態で差し込むと入りました。
役立ちました。ありがとうございます。