モーターショーやテレビで見て、お洒落でスタイリッシュなデザインに魅せられてから、1度乗ってみたいと思いつつなかなか時間がとれずこの連休になってしまったのですが、ようやく試乗することができた。
私の住む和歌山にはシトロエンのディーラーが無いので大阪府堺市まで足をのばし試乗に行ってきた。
シトロエンはフランスの自動車メーカーで2CVやDSが思い浮かべられると思うが、C3は2002年に初代が誕生して以来、350万台以上を販売してきたというシトロエンの重要量販モデルであり、今回フルモデルチェンジをしユニークにスタイリッシュに変身を遂げた。
日本の道路市場にはジャストサイズのBセグメントで、その大きさからプジョー208をベースに開発されているのが判る。
今回試乗させていただいたのは、「フィール」と「シャイン」の2モデルのうち上級モデルの「シャイン」にさせていただくことができた。
スタッフの方から色々説明をしていただき
いよいよ試乗である。
少し柔らかいかなと感じるシートに腰を下ろし座りこむ、シート、ミラー等のポジションをセッティングしシートベルトをかけエンジンスイッチON。
軽やかにエンジンがかかる。
ミッションをDにするには少し自分の方へ寄せて引く、チョット癖があると思うのは私だけだろうか??
まあ慣れてしまえば問題なしである。
だがこのトランスミッション(6速AT)は日本のアイシン製であるらしいので故障は少ないと思うから安心である。
ドアノブもユニークで好感が持てる
いよいよディーラーから路上に出る。
アクセルは踏むというより軽く乗せているぐらいの感じであるが、軽やかに進む。
思わず「軽!(かるっ!)」と言ってしまった。
低速から湧き出るトルクには感心させられる。
アクセルをググッと踏んで加速してみる、エンジン音もピーキーにならず何の不満もなく軽やかに加速する。
お~いいね! 十分だね!
3気筒1.2リッターの走りと環思えないくらいにトルクフルで静かなエンジンを搭載している、ターボの音もしない。
なんとも扱いやすい車だろうと感じる。
走行ノイズも静かである。
これはこれは参りました。
あっけにとられ走行している時に・・・ ん~ん・・ と気付いたのだが
サスペンションが柔らかい方で、もう少し硬くても良いんじゃないのと思うくらいで、フラットさに欠けるのである。
車体がヒョコヒョコする感じで跳ねることは無いのだが、口では表現しにくい。
だが揺り返しは少ない、と言っても無いに等しい、なんだか不思議なサスペンションである。
車体が軽いこともありこのような動きをするのかもしれない。
これはロードノイズの静かさにも貢献しているのだろうと思う。
シトロエンといえばハイドロマチックのサスペンションで有名であるが故障の多さで終息してしまい残念なのだが、この車にハイドロマチックサスペンションを復活させ搭載すれば良いのではと感じた。 最近の技術であれば故障の少ない製品を生み出すことができるであろうと期待する。
ブレーキは相応にして良く効くので安心できる。
ただ低速時ノロノロ運転時には僅かな踏力でも停止してしまう場合があるのでチョット調整に苦心した。 これも軽い車体のせいだろうか??
ハンドリングは穏やかでクイックなところは一切ない、鋭角のコーナーでは少し多めにハンドルを回す必要がある。 これぞフランス車だとゆう感じである。
私的にはもう少し剛性感が有る方が好みなのだが、こちらの方が万人受けするのかもしれない。
下がヘッドライトで上がデイライトである。
この顔が私のお気に入りである。 格好いい!
お尻も可愛い!
タイヤは前後共 205/55R16 91V(MICHELIN PRImACy3)を装着していた。
17インチの方が好みなんだが・・・ これで丁度いいのかもしれない
ボディサイドにはユニークなエアバンプが装着されている。 指で押すと柔らかい。
駐車場などでのドアパンチにも安心できてgood! ここが大好き!
ナビはスマホとWiFiで繋ぐと使えるとのこと
ペットボトルは入らないだろう
ひじ掛けは無いが、オプションで付けられるとのこと。
グローブボックスはかなり小さいので注意!
これは本国フランスでは左ハンドルのため左側にヒューズボックスがあるためとのこと。
右ハンドルに変更しコストダウンのため仕方ないだろう。
LED標準装備の室内灯
リアシートも広々としている、ひじ掛けやエアコン吹き出し口は無い。
シートは6:4分割可倒式で、倒すと段差ができる。
深めのトランクルームが扱いやすそう
トランクボード下には現在では珍しくスペアータイヤを装備していた。 good!
ドライブレコーダーを装備しているのが嬉しいことです。
HD画像でSDカードは標準装備。 スマホにアプリをインストールすることで連携できる。
1.2リッター3気筒の素晴らしいエンジン、1500回転で205Nmの2リッタークラスのトルクを絞り出す。
シトロエンC3シャインは、ボディ色は7色から選べるし、さらに2色のルーフを組み合わせることで他の人と被ることが少ない自分だけのカラーリングを楽しめることも良い。 人気色は白のボディに赤いルーフと赤いミラーだそうだ。
シトロエンC3HPより
ユニークなスタイリングに魅せられ、素晴らしいエンジンと安全性能や扱いやすさなど考察するとコストパフォーマンスに優れた車であることに間違いない。
余裕があれば今すぐにでも購入に踏み切ったに違いない。
欲しい車がまた1台見つけることができた。
シトロエンC3シャイン スペック
ボディーサイズ:全長×全幅×全高=3995×1750×1495mm
ホイールベース:2535mm
車重:1180kg
駆動方式:FF
エンジン:1.2リッター直3 DOHC 12バルブ ターボ
トランスミッション:6段AT
最高出力:110ps(81kW)/5500rpm
最大トルク:205Nm(20.9kgm)/1500rpm
タイヤ:(前)205/55R16 91V/(後)205/55R16 91V(MICHELIN PRImACy3)
燃費:18.7km/リッター(JC08モード)
価格:243万円
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