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NS-1000Mスピーカー端子の改良

2013年10月06日 | オーディオ

以前から改良したいと思っていたYAMAHA NS-1000M スピーカー端子、やっと改良することができた。

YAMAHA NS-1000Mはどんなスピーカーか知らない人のためにチョッとだけ紹介しておこう。
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YAMAHA NS-1000Mは1974~1997年に販売。スウェーデン国営放送やフィンランド国営放送でモニタースピーカーとして使用され名機と言われてきたスピーカーである。
密閉式で重量は31Kg。
スピーカーは高域の3.0cmドーム型トゥイーターや中域の8.8cmドーム型スコーカーにはベリリウム振動板が採用されており、低域に30cmコーン型ウーファーが採用されている。
35年以上経った今でも愛用している方が多数いるスピーカーである。



先日、大阪へ行った時に日本橋でスピーカー端子の部品を購入してきていたのですが、なかなか時間が無く出来ずに気になっていた。
やっとの思いで思考錯誤しながら改良。


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1000Mのスピーカー端子は、端子下部のレバーを押しケーブル線を挿入し挟み込む方式の簡単なタイプで太いスピーカーケーブルやバナナプラグも入らないため気に入ったケーブルを挿入できない。

この部分をバナナプラグ対応のスピーカー端子に交換し改良することとした。


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まず開けてみると高価と感じるネットワークがあり、その奥に端子が付けられており、よく見るとボンドで固められているようであった。
止むおえず、元に戻し端子部分を剥ぎ取ることにした。


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ドライバーで端子を留めているネジをを外し、マイナスドライバーと金鎚でこじ開けながら固まっているボンドをゆっくりと丁寧に剥ぎ取り端子を引き出した。
ボンドはかなり強固で剥ぎ取るのに一苦労。


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廃品のプラスティックの物から端子取付けのベースとなるように金鋸で切りだした。


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切り出したベースに端子の取付け穴を空け成形。


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端子が上手く着くか確かめ


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端子とスピーカー本体の音漏れと振動軽減のためゴムパッキンを作成。


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端子を半田付け


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ゴムパッキンを挿して端子をネジ留め


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ベースを合わせネジで固定し完成。
1000M2本分、約3時間程の作業であった。


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この通りバナナプラグも挿入
どんなケーブルも 「かかってこいや!」


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試しに音出し、
以前より音が良くなった感じがするが、良くなって当たり前。
後はセッティングだ


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しばらくは、この場所に置いておこう・・・

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