以前から製作しようと考えていた、LUXMANパワーアンプ(STEREO)誌付録のLXA-0T1)の筺体がやっと完成しました。
ご存じの方は今頃になってと思われると思いますが・・・
STEREO誌付録ですので、パーツは剥き出しのままで、スピーカーケーブルやピンケーブルを抜き差しするときに、プリント基盤から端子が剥れおち落ちでしまわないかと不安で、裸のままでは音質にも影響があるので作ってみることにした。
ツイッターなどで紹介されていたのが、一般的なプラスチックの箱などを利用し簡単に作られたものであった。
私は、いっそ作るのならば格好の良いオーディオらしい物にしようと考え、アルミを選択した。
材料費は約1000円程で揃うことができた。
入手するまでだが、頭の中で設計図を描き、ホームセンターを手当たり次第にまわり適度な大きさの物を入手。
入手してから製作するまで、なかなか気持ちが乗らず、盆休みに作りかけたが、暑さでまいってしまい他の事に気持ちがいってしまい、やっとのことで製作にかかることができた。
では、完成までの工程を紹介させていただきます。
2mm厚のアルミ板(150mm×150mm)を折り曲げたい位置にナイフで適度に線を入れてから折り曲げる。
これはアンプ前面と天になる部分、折り曲げに神経を集中させゆっくりと折り曲げていった。 ふ~、2mmは厚い。
次は1mm厚のアルミ板にナイフで箱になる展開図を描く
筺体のいらない部分を切り取ったところ。 切り取りにはナイフで何度も時間をかけて、ある程度線部分が彫れた所で数回折り曲げると切り取れる。
箱の形になるように、気を使いながら折り曲げる。
これが付録のパワーアンプLXA-0T1。 このままでは可哀相ですね。
スピーカー端子、入力端子、電源端子、の位置を合して端子部分の出し口を決める。 位置を数ミリでも間違えるとやり直しのため慎重に位置決めをする。
ナイフでカッティング。
これが一番の難関である。
やっとのことでカッティング終了、同時に端子取り付けの穴を決める。
端子の位置を再確認。 よし!OK
端子固定のネジ穴をドリルで空ける。
筺体を固定する穴も空ける。
筺体をボルトとナットで固定。
ボルトとナットはラジコン用のパーツとして買っていた物を利用。
筺体補強用の補強パーツを余ったアルミ板で作成、ネジ穴も同時に空ける。
補強板の取り付け完了!
しっかりとしてきた。
発光ダイオードを基盤より外して、アンプ前面で光るように加工。
ボリューム摘み位置と発光ダイオードの位置に穴をあける。
筺体の防振のためゴム板を内部に貼ることにした。
サイズを合してカッティングをする。
ボンドでゴム板を張り付け完了。
基盤と端子をネジで固定。
ケーブルの抜き差しもこれで安心。
足を取り付ける。
昔使っていたカセットプレーヤーの防振インシュレーターがあったので流用。
発光ダイオードとボリューム摘みを穴から出して両面テープで貼り付ける。
ボリューム摘みの取り付け完成!
摘みも昔使っていたカセットプレーヤーの物を流用。 アルミ削り出しで高級!
各ケーブルを接続して音出しです。
スピーカーケーブルはベルデン製。
う~ん、高級感もあって、なかなかカッコイイ!
LUXMANのロゴを前面に入れたい感じですね。
スピーカーもステレオ誌の付録の物で作った、名付けてHB-1mini
スマホの音楽を手軽に聴ける、ニアフィールド・リスニング・オーディオの完成です。