フミンスカヤの日日是好日

ねこと日本酒と本に囲まれた隠居生活がしたい!

城田優の指がヤバイ件

2010-08-28 22:24:33 | 音楽・お芝居そして落語
先日の出張は帰りの飛行機を遅めの便にしてミュージカルを観てきました!

帝国劇場 「エリザベート」

博多座では数回みていて、帝劇でやっているのなら出張で時間に余裕のあるときに
ぜひ観にいきたいと思っていたお芝居です。

今回時間が作れそうなのは城田・浅海ペアの回でした。


浅海さんは前回の博多座の時よりは、ちょっとは安心してみれた…かな。
とはいえ時々「これでいいのか?」という疑問符が浮かびましたが。
もう無理して高音で歌わずに、音下げればいいのにーと素人の私でさえ思っちゃうシーンが。。。
ということで、やっぱりエリザベートの配役にはちょっと?が浮かんでしまいました…
がっ!!

今回、ええめっけもんがありました!

今回からトートを演じることになった城田優君。
いや~、いいっ!!

姿(というか扮装)はね、似合うだろうな~って思ってたんですよ。お芝居観る前から。
でも、あんなにちゃんと歌えるとは期待してなかった。
ところどころ、ああ~っ、おしいっって感じのところはありましたが
初演であんだけ歌えたら十分じゃないでしょうか。

他の舞台も含めて、常連組みでも「何故にこの人が?」ってキャスト、いますもん(←毒)


例えばエリザの感染症がわかるシーンとか
トートがベッドに横たわって高みの見物しているのが
オレ様っぽくてすっごい好きだった。
武田君のときは小悪魔チックだったし(矢印な感じのシッポが付いてそうな感じ)
ゆーいちろーさんは上手く表現できないけど、やっぱりゆーいちろーさんである意味人間離れしてたし。
まあそれぞれによかったのですが、今回のオレ様ちっく(おまけに美形♪)な感じは、
おおっ!これぞ私の理想のトート様って感じました。


色が白くて背が高くて、でも空気みたいに重さを感じなくて
そしてそして
ゆびが美しいのですよー。シロタ君!
あの白くて長くてしなやかな指に誘われたら
たとえ死だろうがなんだろうが、私だったら付いてっちゃうな^^;

あと、なに歌ってるのかの歌詞がちゃんと伝わってくるところもいい!
(じつは歌詞がちゃんと伝わってこない演者も結構いたりするのです)

もう、これ以上、城田トートについて書き始めると
ヘンタイちっくな内容に走ってしまいそうなので、自粛しますが…^^;


とにかく、城田トートはアタリでしたって事で!


それからなんと言っても石川禅さん。
彼が演じている皇帝ヨーゼフを見ているだけで
どれだけの年月が経過したのかがよくわかる。
青年期と壮年期と、本当に同じ人が演じているのか?と不思議に思ってしまうくらい
皇帝の人生、過ぎ去った年月を表現していました。
あと、博多座の時は禅さんのヨーゼフはみれなかったので今回が初なんだけど
ヨーゼフのせつなさが身に沁みたよー。

禅さん、さすがじゃ…!



ああ、また観劇するチャンスないかな~。
(と言い出してるときには、大体なにか企んでる^^)



★----- おぼえがき -----★

【2010年8月26日 昼キャスト】

エリザベート:朝海ひかる
トート   :城田優
ルドルフ  :田代万里生
ゾフィー  :杜けあき