フミンスカヤの日日是好日

ねこと日本酒と本に囲まれた隠居生活がしたい!

博多座六月大歌舞伎

2010-06-18 22:59:33 | 音楽・お芝居そして落語
今月は 博多座で歌舞伎 がかかってます!

もちろんお芝居観てきましたよん♪

ということで、観劇備忘録です^^;


【6月4日 夜の部】

一、鬼平犯科帳 大川の隠居(おにへいはんかちょう おおかわのいんきょ)

3年前に新橋演舞場でかかった時に観て、
歌六さんの老盗人ぶりに「まいった!」って思った作品。
今回も期待を裏切りません。

ドラマでは火盗改めの同心役の歌昇さんが歌舞伎では密偵の粂八を演じております。

ナマおかしら。
大きくてかっこいい。
たまらんです。
もう、まばたきしたくない位の勢いで舞台に見入ってしまいました。



二、恋湊博多諷 毛剃(こいみなとはかたのひとふし けぞり)

おかしら見て満足してしまったため、途中で寝てしまいました^^;
いいんです。
吉右衛門さんの出番はちゃーんと観たから。
(負け惜しみです、ハイ)



三、勢獅子(きおいじし)

若手の舞踊。
華やかでいいねー。




【6月11日 昼の部】

一、小野道風青柳硯(おののとうふうあおやぎすずり)

期待してなかった演目なのに…おもしろいじゃないのー!
ストーリーがどうこうというよりも、歌舞伎的で面白みのある演目。
いや~、いい感じです!



二、紅葉狩(もみじがり)

ちょっと苦手なフクスケさん。
これだとキンキン声が気にならないので、楽しく観れた。
染ちゃんの美しさがきわだってた。



三、増補双級巴 石川五右衛門(ぞうほふたつどもえ いしかわごえもん)

来た来たキター!
もう、気持ちいいくらいにおもしろいお芝居。
三階席で観劇してたのだけど、大向こうさんに混じって
後ろの席の女子高生が声かけてた。「はりまやー!」って。
時々ウケ狙いで大向こうのまねしてる男子学生とかに出会うことはあるけど
今回のはつい声をかけたくなってしまうくらい
それくらい彼女達をワクワクさせるお芝居だったんだと思う。

どうぞこれからも歌舞伎、お芝居をよろしくお願いします。
文化が育つかどうかは、若い君達の両肩にかかっているのだよ!



四、汐汲(しおくみ)

楽しく鑑賞したのだけれど…
これまた石川五右衛門で大満足した後だったので
(だって吉右衛門さんの宙乗りで大コーフンした後ですよ)
あんまり思い出せないのです^^;



どんだけ吉右衛門さんに惚れとるんや、私^^;

よっしゃ、今から録画してる鬼平犯科帳をみようっと!

※6月18日、19日は2夜連続で『鬼平犯科帳スペシャル』なのです


行ってみたい!

2010-06-18 14:53:18 | 本のはなし
ブログのアクセスキーワードを見ていると
ちょっと前から「Fumi's Bar」というワードの検索結果から
このブログに訪問しているケースがぽつぽつあったのです。

ふ~ん、そんな名前のバーがあるのだなと思っていたのですが
昨日はその検索ワードからのアクセスが、ががっと急増していたの。

んで、調べてみるとasahi.comで取り上げられてたようです。

asahicom(朝日新聞社):夜な夜な腕磨く「文章バー」 作家の卵や就活生も集う - 社会

「Fumi's Bar」の「Fumi」は文章の「文」だったのですね!
俄然興味がわいてきました。
行ってみた~い!!


ちなみに私の名前の文字も同じー!
名前の漢字を説明する時は「文化・文学の文です」とお話しています。
子供の頃はもっとかわいい名前がよかったな~って思ってたけど
大人になってからは結構気に入ってます。この名前。

名前にいただいてるからかどうかはわかりませんが
文章、文字、ひいては言葉っていうものにも、ちょっと興味あるし。
「きれいな言葉を使う人だな」とか「こんな言葉遣いの人、苦手ー」だとか
コトバについては、ちょっこし敏感なのです。
その人が発する言葉で、知性や品性が出ると思っているのです。
おっと、自分の言葉遣いも今一度振り返らねば…。
「言葉の乱れは心の乱れ」←自分に言い聞かせてみる。



BRUTUS (ブルータス) 2009年 11/1号 [雑誌]

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「僕も言葉っていいと思うんですよ~!」というミノ氏から貸していただいた雑誌。

まだ1/4位しか読んでないけどね。
「いまどきの若者はこういう言葉を美しいと思うのだな…」と
半ば資料的に読んでいる自分が、ちと悲しい。
ジェネレーションギャップなのでせうか…。


時間に余裕ができたら…鏡花の本を読み返そうかな…。