着きました、上海!
左側の列車が日本の新幹線の技術を基に作られた中国版新幹線「和諧号」。
杭州から上海まで1時間20分。
運賃は2等車両で55元(約850円)と格安で乗れる。
安い上に快適な車内、昔と比べると移動もし易くなったんだろうね。
杭州の宿は西湖にほど近い格安ホステルのドミトリー。
一泊50元は日本円で765円と1,000円にも満たない安さだ。
しかも泊まった時のドミのメンバーは僕入れて二人だけ。
ルームメイトのオランダ人青年はインターンでほとんど部屋を空けていたので、ほぼ独占状態だった。
ドミなのにシングルに泊まったみたいでちょっと得した気分。
南宋時代の街並みを再現した河坊街。
建物の一階のほとんどがみやげ物屋かレストランになっている。
いかにも中国的なみやげ物屋。
よく分からないが、面白いのでとりあえず撮ってみた。
狭い路地の奥で談笑する住民の姿が見える。
京都にもこんな昔ながらの狭い路地があるよね。
歴史と伝統を感じさせる杭州の漢方薬局。
中国にもマクドナルドはたくさんある。
中国語では”麦当劳”と書くんだね。
マックに行けば、その国の物価が分かると言われているが、中国のバリューセットの価格は20元前後、日本円で約300円だ。
ハンバーガーのサイズが日本のものより一回り大きいことを考えれば、日本の半額に相当する。
やっぱり中国の物価は安い!!
杭州は”こうしゅう”と書いて中国語読みで”ハンヂョウ”と呼ぶ。
通りには無数の街路樹が並び、湖があり山があり自然に恵まれた都会だ。
かつてマルコ・ポーロが杭州を訪れたとき、この街を”地上の楽園”と称えたという。
ごちゃごちゃした中国の都会をイメージしていた僕にとって、杭州の洗練された街並みは意外だった。
杭州に来て一番驚いたこと。
それは、この街で走っているバイクの8割以上がガソリンではなく電動であったこと。
今までいろんな国の都市を見てきたが、電動バイクがここまで多い都市は初めてだ。
世界的に地球温暖化が問題になっている今、これだけでもCO2削減にかなり貢献していると思う。
ただ、電動バイクは走行中でもほとんど音が出ないので、後ろから走ってこられるとかえって危険だね。
杭州のシンボルである西湖の夕日。