遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

白木蓮

2019-03-26 16:10:53 | 日記
平成31年3月26日(火)

木 蓮 : 白木蓮、紫木蓮


春の代表的な庭木で、中国原産

モクレン科の落葉低木、花は6弁で10Cm程
先ず、咲き出す頃の木蓮の蕾は天を向き、
シャンデリアの様に美しい。
一片ずつ開き始めると、次々に開き、、、、
辺りを圧倒する程の見事さである。

花の寿命は短く、直ぐに汚れてくるので、
花の盛りは尊い、、、、、、。
又、風に散っていく様も、はらはらと王者の
ごとき風格がある。

久しぶりの吟行に、東山植物園へ出かける。
春休みに入り、平日(火曜日)にも拘わらず、
園内は家族連れが多く、かなりの賑わいである。
星ヶ丘口から、植物園へ入ると、、、
先ず、薄紅色の花が出迎えてくれた。

「隼人三葉躑躅」との木札が、、、、
躑躅は、4月中旬頃から咲き始めるが、
少し小振りの花が、、紛れもない躑躅。




暫く進み、合掌建屋の前に、とても大きな
木に、真っ白な花を付けて、
「白木蓮」真っ青な空に向い真っ白な大きな
葉を一杯付けて、まさしくシャンデリア、、
圧倒されました、、。





万葉の道を進むと、紫木蓮も咲いて居たが、
白木蓮の大きさに比し、、、、、


今日の1句

合掌屋白木蓮の空青し     ヤギ爺

春の海

2019-03-25 17:02:36 | 日記
平成31年3月25日(月)

名古屋港の桜



先日、名古屋の桜開花宣言が在った。
早速名古屋港へ出掛けて見る、、、、、、
地下鉄名古屋港駅を上がった所の橋の上の桜は
殆ど、蕾状態である。

大通り(江川線)を名古屋港へ向かう。

普段、月曜日は名古屋港水族館は休館日であるが、
春休みに入り、家族連れが三々五々水族館を目指す。


無料休憩所の前に在る、桜の木を眺める、、、
ゆっくり探すと、、、、「在った、、、」
ヤット開花した桜を2,3輪、見つけた。
何となく、ウレシイ、、、

この後、埠頭へ続く桜並木を見上げてゆっくり、、
未だ、殆ど蕾である。
やはり、桜の満開時季は例年通り、4月上旬と
なる様です。


岸壁には、未だユリカモメが群れて居た、、、
やがて、越冬を終えて飛び立っていくのでしょう。


埠頭公園を抜け、帰り道は大通りの一本東の
通りを帰る、、、、。
病院前のの桜も殆ど蕾である、、、、。
この通りに在る白木蓮の並木は、五部咲きで
この花が咲くと裏通りも明るく見える。


今日の1句

柔らかき光ひたひた春の波     ヤギ爺




土佐水木

2019-03-24 16:35:34 | 日記
平成31年3月24日(日)

土佐水木


原産地 : 日本(四国)
マンサク科の落葉低木、高さ2~3m
高知県の蛇紋岩地帯に自生する事から
この名が付ある。
2~4月頃、葉に先だって淡黄色の小さな花
花弁を7,8個穂状に垂らす。
庭木や盆栽、切花等に利用される。


植物園の山道を歩いて居ると、薄暗い樹々
の間から突然黄色の花が現れる。
地表から太い枝を出し、そこから更に枝分
かれして小さな黄色の花が連なり、、、
葉が出る前に枝からぶら下る様に、鈴の様
な花が連なっている。


今日の1句

連なりて淋しき径の土佐水木     ヤギ爺




卒業生を送る会

2019-03-23 16:51:01 | 日記
平成31年3月23日(土)

卒業生を送る会



今年小学校を卒業した6年生を送る会を催した。
年々少なくなり今年は、男女各1人ずつの2名、、、
町内の子供達20数名が集り、ゲーム等を楽しみ
食事会をする。

昨年、料理屋さんの2階をお借りして行ったが、
食事会はものの30分程、、、、
後は子供達が早々に飽きてしまい、、騒ぎはじめ
廊下等を走り周り、店に迷惑を、、、、、。

今年は、場所は狭くとも、他に迷惑懸ける事なく
子供達がハシャギ廻ります、、、。
最初に、6年生2名に、町内より図書券と記念品
を授与し、、、
早々に輪投げやゲーム等を開始、それぞれに景品を
ゲット、、、交換し合ったり、喧しい、、、


散り寄せの食事が届き、、食事会が始まる。
此処でも、飲み食いする間の静けさはホンの少し、
早々に騒ぎ始める、、、、、。

少し、公園で遊ばせた後、、、
集会場内で「ビンゴゲーム」が始まる、、、
番号が呼ばれる度に、一喜一憂、、
やがて、最初の「リーチ、、」次々「リーチ」が
掛り、「ビンゴ、、」一人目が出て、中々次が出ず、
最後に賞品をゲットするまで、凡そ1時間、、
それぞれ沢山の商品を手に、、お開きとなる、、、



今日の1句

子等と居て笑ひ転げる春日かな     ヤギ爺

辛 夷

2019-03-22 15:52:10 | 日記
平成31年3月22日(金)

辛夷 : こぶし、山木蓮
山林に自生し、庭木にもされるモクレン科の
落葉高木、高さ5 ~ 20mにもなる。

3月下旬頃から、白色6弁の香気ある大きな
花を付ける。白雲の様に咲くので遠くからも
よく目につく。
日本全土で見られるが、北国で見られるのは
花がやや大きく、いくらか赤味をおびた変種で
葉も大きい。
観賞用の他、建築材としても利用される。

果実の集合体であり、握りこぶし状の凸凹が在る、。
この果実の形が「こぶし」の由来とされる。


亦、蕾の形が赤子の拳の形に似ている事から、
この名「こぶし」が付いたとの説もある。
辛夷には強い芳香が在り、枝を折ると香りが
辺り一面に溢れでる、、、、。

辛夷もモクレン科の花であり、その見分けは
難しいが、、、、

辛夷と木蓮の花の違いは、




辛夷の花は花弁が6枚、花の大きさは4~5cm
花びらは少し細く厚みが薄い、花は四方に向き
全開する。
木蓮は花が咲いた時に葉は無い


木蓮の花は花弁が9枚、花の大きさは8~10cm
花びらは厚みがあり、上向きにこんもり咲く
広がらず、チューリップの様である。
辛夷は花の下方に葉が1枚付く。


先日(20日)の卒業式の折り、校庭の桜は蕾、
この暖かさが2、3日続けば開花が在りそう、、
校舎の裏手に在る、辛夷の花はほぼ満開、、、
時折りの風に、花びらが舞い降りていた。


今日の1句

旅立ちの朝辛夷の花を仰ぎ見る    ヤギ爺