遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

馬酔木の花

2019-03-17 17:05:24 | 日記
平成31年3月17日(日)

馬酔木の花 : あしび、あせぼ



ツツジ科の常緑小高来、樹高11.5 ~4m
山地の乾いた土地を好んで自生する。
葉は楕円形で深緑、表面に艶があり、枝先に
束生する。
庭木としても植えられるが地味な木である。
3,4月頃の白色の小さな壺状の花を付ける。
累々と房の様に垂れる。
薄紅色の花もある。


花の寿命は短く、萎れるのが速い。



雄蕊は10本で、2個の角を持ち毛深い、、
花より、冬になり紅熟した実が美しい。

有毒植物で、牛馬が食べると痺れて酔った様に
なる事から、この名が付いた。
多くの草食動物は この馬酔木を食べない。
馬酔木の多く残る地域は獣害が多くなる様で
在る。
馬酔木は有毒であり、葉を煎じて殺虫剤として
利用される。


今日の1句

雨脚に馬酔木の花の零れをり     ヤギ爺