遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

啓 蟄

2019-03-07 14:11:50 | 日記
平成31年3月7日(木)

啓 蟄 : けいちつ



二十四節気の一つで3月6日頃
二十四節気は、一年をだいたい十五日周期で季が
変わり、次は3月21日の春分にあたる。

「啓」は、開ける、開放するという意味で、
「蟄」は、かくれる、虫類が土中にかくれるで、
土の中に隠れていた虫等が穴を開けて出て来る事
を表している。







冬の間地中で巣ごもりをして居た蟻、地虫等や
冬眠中の蛙、蛇等が暖かくなり、穴を開け地上に
出てくる時季である。


啓蟄のニュース(中日新聞より)

俳人の名句

啓蟄や幼児のごとく足ならし    阿部みどり女


今年も春がやって来た。下萌えした大地を歩く喜び、
幼児が手を上げて調子を取りながら、よちよちが出来
る喜び、、、、、、
亦、戸外に出たお年寄りが、手始めに「足慣らし」を
する。
春になった大地を讃え、家にじっと閉じ籠っている
のがもったいない、そんな感情が、、、、、。

 選評 : 高田風人子 (新日本大歳時記より)