遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

柳の芽

2019-03-14 15:21:41 | 日記
平成31年3月14日(木)

柳の芽 : 芽ばり柳


ヤナギ科の落葉高木または低木
雌雄異株、川柳、行李柳などの総称、
一般に親しまれているのは、枝垂れ柳で、
春の芽吹きの美しさから、春の季題とされる。




柳の種類は多いが、中でも高さ5~10mにも
なる枝垂れ柳の芽の美しさは「芽も張る」、
「芽も春」と称えられる。
糸柳(枝垂れ柳の別称)の細い枝の芽に、雨粒
が珠のように付く様は、例えようのない美しさ
がある。
先ず新芽が吹き出し、川辺で芽吹いた柳が風に
そよぎ、サラサラと揺れて、
本当の春の訪れ来て、小鳥が新芽と伴に揺れて
器用に遊んでいる、、、、、。

以前、名古屋の納屋橋付近に住んで居ました。
此処は「柳橋」と言われ、メンストリートの
広小路通りや、それと南北に交差して堀川が
流れて居り、この季節になると柳の並木が
芽吹き出し、風に揺れる様は今も記憶に残り
ます、、、、。
広小路通りを、栄方面(東)へ歩くと、
「納屋橋劇場」「名宝会館」「スカラ座」
「朝日会館」「ミリオン座」等の映画館が
在り、柳並木を「銀ブラ」ならず、「広ブラ」
と楽しんだものです、、、、。


今日の1句

柳の芽橋のたもとの映画館     ヤギ爺