遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

辛 夷

2019-03-22 15:52:10 | 日記
平成31年3月22日(金)

辛夷 : こぶし、山木蓮
山林に自生し、庭木にもされるモクレン科の
落葉高木、高さ5 ~ 20mにもなる。

3月下旬頃から、白色6弁の香気ある大きな
花を付ける。白雲の様に咲くので遠くからも
よく目につく。
日本全土で見られるが、北国で見られるのは
花がやや大きく、いくらか赤味をおびた変種で
葉も大きい。
観賞用の他、建築材としても利用される。

果実の集合体であり、握りこぶし状の凸凹が在る、。
この果実の形が「こぶし」の由来とされる。


亦、蕾の形が赤子の拳の形に似ている事から、
この名「こぶし」が付いたとの説もある。
辛夷には強い芳香が在り、枝を折ると香りが
辺り一面に溢れでる、、、、。

辛夷もモクレン科の花であり、その見分けは
難しいが、、、、

辛夷と木蓮の花の違いは、




辛夷の花は花弁が6枚、花の大きさは4~5cm
花びらは少し細く厚みが薄い、花は四方に向き
全開する。
木蓮は花が咲いた時に葉は無い


木蓮の花は花弁が9枚、花の大きさは8~10cm
花びらは厚みがあり、上向きにこんもり咲く
広がらず、チューリップの様である。
辛夷は花の下方に葉が1枚付く。


先日(20日)の卒業式の折り、校庭の桜は蕾、
この暖かさが2、3日続けば開花が在りそう、、
校舎の裏手に在る、辛夷の花はほぼ満開、、、
時折りの風に、花びらが舞い降りていた。


今日の1句

旅立ちの朝辛夷の花を仰ぎ見る    ヤギ爺
 
   



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