遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

ぜんざい

2020-12-26 12:44:00 | 日記

令和2年12月26日(土)

善 哉 : ぜんざい、田舎汁粉

関西では粒あんの汁粉、関東では粟餅、道明寺餅、白玉

餅に濃い餡をかけたもの。

関東では、関西風のぜんざいを田舎しる粉、おしるこ等

という。

善哉の由来は、仏教用語の「善哉」(よきかな)から。

昔、これを食べた僧侶が「実によい」と称賛したことから、

また、一休禅師が「善哉此汁」と言った事からとも、、、

出雲大社の「神在祭」で、振舞われた「神在餅」が訛って

「ぜんざい」となった説等、、、、諸説ふん粉である。

大阪道頓堀の法善寺横丁に小さな「夫婦神社」の店がある。

法善寺横丁に水かけ不動が在る。

苔むした不動様に水をかけて参ると、縁結びのご利益があ

るといわれている。この直ぐ脇に「夫婦善哉の店」があり、

此処に立ち寄り「夫婦善哉」を頂くとよいそうだ。

1955年(昭和30年)、東宝映画「夫婦善哉」(織田

作之助:原作、豊田四郎監督、森繁久彌、淡島千景主演)

大店のドラ息子(森繁)としっかり者の芸者(淡島)の

浪速人情をユーモラスに描いた映画は大ヒット、、、、

これにあやかり、道頓堀の水かけ不動と夫婦善哉を若い

カップル等が「縁結び」として訪れる様になった。

以前、お笑いの「花月」に行った折に立ち寄った事が

あった。

 

先日、知り合いの方が切り餅を真空パックにして届けて

くれた。早速あずき餡の缶詰めを買ってきて、昼餉に

頂いた。

切り餅(真空パック)

あずき缶

 

昨年は町内の餅つきが在り、善哉に行列が、、(今年は中止)

 

(今夜は通夜で、師走の街へ、、、)

 

今日の1句

二人して善哉を食べ師走かな    ヤギ爺