遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

秋の七草

2019-11-07 15:55:45 | 日記
令和元年11月7日(木)

秋の七草


秋に花の咲く代表的な七種の植物

萩 : 秋を代表する花で秋の彼岸に供える
    「おはぎ」の名の由来


尾花 : 尾花は芒の事で、穂が動物の尻尾
     に似ている事から尾花と呼ばれる


葛(くず): 葛湯、葛切り、葛餅等の食材や
       葛根湯などの薬剤となる


撫子 : 日本女性の清楚な姿の「大和撫子」
     可憐な淡紅色の花は正に女性を。


女郎花 : 女郎花(おみなえし)は広く女性
      を表し、身分のある女性、若い女性
      江戸時代には、身売りされた女性を
      蔑んだ言葉として使われた。


藤袴 : 淡紫色の花と、筒状の花弁を袴に見立
     て藤袴と呼ぶ(現在は絶滅危惧種)


桔梗 : その形の良さから多くの武家の家紋と
     して用いられ、明智光秀の水色桔梗は
     殊に有名である。


春の七草は食材として、1月7日七草粥があるが、
秋の七草は、葛は別にして食べる草ではなく、
観賞用として愛でる、楽しむ草である。

万葉集の山上憶良の和歌に、
「萩の花、尾花、葛花、瞿麦(なでしこ)の花、
女郎花また藤袴、朝貌の花」があり、これが
七草の由来とされる。
この朝顔は今の桔梗と入れ替わった。
植物園等で「七草展」が開かれるが、この中の
藤袴は希少化して、今では絶滅危惧種となる。

秋の七草の覚え方
語呂合わせで覚える方法が載っていたので紹介する。
(オ)ミナエシ、(ス)スキ、(キ)キョウ、
(ナ)デシコ、(フ)ジバカマ、(ク)ズ、(ハ)ギ
から、(オ)(ス)(キ)(ナ)(フ)(ク)(ハ)

「お好きな服は」と頭文字を覚えるとよいそうです。

週末、一宮の木曽川堤で「高校駅伝愛知県予選」があり
娘の住む付近を走るとの事、応援がてら「堤」を七草
の探索に、、、、、
木曽川堤


今日の1句
風任せ秋の七草木曽堤     ヤギ爺