遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

沖縄全戦没者追悼式

2019-06-24 15:24:37 | 日記
令和元年6月24日(月)

沖縄全戦没者追悼式(6月23日



戦後74年、太平洋戦争で20万人超が犠牲と
なった沖縄戦の「慰霊の日」を迎え、県民主催
の「沖縄全戦没者追悼式」が糸満市の平和祈念
公園で行われた。

平和の礎



ひめゆり平和祈念資料館



生憎の雨模様、それでも5000人超の参列者、


正午の時報を合図に1分間の黙祷が行われ、
参列者の献花の後、沖縄県民の悲願を胸に、
昨年亡くなられた翁長前知事の遺志を引き継が
れた、玉城沖縄県知事の「平和宣言」が在った。

「戦後復興の中、今だに棚上げの「沖縄基地問題」
を日本政府と米国との三者の話し合いを求め続け
て来ました。然しながら政府は昨年12月に
名護市辺野古の埋め立て工事を再開した。


今年2月の県民投票に於いて、反対が7割以上を
占めたにも拘わらずこれを無視、工事を続行し
ている、、、、、、、
相次ぐ米兵等による県民への被害を正すべく、
「日米地位協定」の見直しをされぬまま、、、、
大多数の民意を無視し、地方自治をも蔑ろにする
亦、時代が平成から令和と移る中、で、
世界は貧困、難民、飢餓、さらには地球規模の
環境問題等、生命と人権を脅かす多くの課題が
在ります。
真の恒久平和を実現するため、世界の人々が一層
協力、調和をしていく必要があります。
本日、慰霊の日にあたり、国や人種の別なく、
犠牲になられた御霊に心から哀悼の誠をささげ、
平和な社会を実現するため、全身全霊で取組んで
行く決意です、、、、」


糸満市の小学6年生、山内玲奈さんは「平和の詩」
の朗読、「本当の幸せ、、、、、生きているから
笑い合える。生きているから未来がある、、、
令和の時代、、この幸せいつまでも、、、、、」
と述べた。

この後、安倍首相の来賓の挨拶が在り、、
「基地の負担軽減へ、結果を出す、、、、」と
述べたが、辺野古の問題や、日米地位協定の問題
については全く言及されず、県民投票での民意に
対応されず無視を貫き、毎度同じ文言の繰り返し
に、挨拶の冒頭から、途中、終了時にブーイング
が、、、、。「うそつき」「帰れ」等のヤジが
飛びかう、、、、。

「毎年同じ言葉を感情もなく繰り返すだけ、、
中身が全くなく、白々しい、、、、」等の県民
の声がとても多く、印象に残りました。

(NHK/TV、中日新聞より記述流用した)

考えてみれば、我々も何もしようとせず、所詮
他人事と決めつけ、沖縄の方達を裏切り続け、
我々も首相と同罪の様な気がします。
何か出来ないか、、最近では選挙にも行かぬ人、
が多く、民意も何もないではないか、、、
知らぬが仏では、アー情けなヤ、、、。

今日の1句

慰霊碑に荒梅雨激し二枚舌      ヤギ爺