7月1日 山開き八十路待ちゐる雄一郎
7月2日 客寄せの蛸動きだす半夏生
7月3日 紫陽花の断首を迫る枝垂れかな
7月4日 貰ひ根のなべて黄色き百合の花
7月5日 山百合の香に囚はれてしまひけり
1日。残雪の富士の山開きは、13年ぶりの8合目だった由。方や温暖化が進み、ときには猛暑(35℃以上)に迫る日もある今年の梅雨が続いている。夏花の競い合う我が小庭。1味も2味も添えての朝餉・夕餉を楽しむ次期である。姿容を誇る百合の、ずしりとくる香りには時として降参する。自・民競り合う選挙戦最中。昨日は北鮮が7発の短距離ミサイルを日本海に向けて発射した。”花と龍”そんな思いの昨今である。