JR9RVKの雑記的業務日誌

HF帯のモービル運用をメインに行うアマチュア無線局と、その免許人の備忘録。

HF16CL(18MHz用ホイップ)の測定&調整…、には至らず。

2021年10月23日 06時44分04秒 | 18MHzアンテナ

今日(10/16)は、PM後半からWXが怪しいらしい。でも朝イチから晴れているので、早めに出かけてアンテナで遊ぶ日とした。しかし溜まっているネタが多くてどれから手を付けるか悩んだが、比較的労力が少なくて済みそうなホイップアンテナ系をやることにした。

最初のターゲットは、HF16CL@18MHz用センターローディングで、昨夏(7/26)の売り出しで購入していたが、何が何でも必要なタイミングじゃなかったので、暑い時季が去るのを待っていたものだ。

一応、購入時は走行モービルでの使用を想定しているが、14MHzの件も有ったので、過度な期待は持たないことにしてスタート。と言うことで、いつものマグネット基台に18MHz用チェックケーブルと測定用マグネットアースシート(ケーブル長さ120mm)を取り付けて、アンテナアナライザーで測定を開始。

まずは、標準エレメント@長さ1199mmの挿入長さを最大と最小の2パターンで測定、エレメント長さ“L”はホイップアンテナから突き出ている長さ、SWRはボトム値、帯域はSWR≦1.5の範囲とし、その結果は以下のとおり。

■HF16CL(標準エレメントを使用)
・L=1149mm:f0=18.604MHz、SWR≒1.23、Z≒53Ω、帯域=18.350~18.858MHz(18.604MHz±254kHz)
・L=1182mm:f0=18.390MHz、SWR≒1.23、Z≒56Ω、帯域=18.130~18.650MHz(18.390MHz±260kHz)

う~ん、これって14MHzと同じパターンだよな~。エレメントを目いっぱい延ばして再び測定しても、f0がバンドエッジより120kHz以上離れている。これって18MHz帯のバンド幅@100kHzより大きいわけで、正直「何なんだこれは?」だな。

全長で言うと、標準エレメントを目いっぱい伸ばした“L=1182mm”の時は2239mmになり、この時点で高さ3.8mオーバー確定なので、HR14と同じく現車での走行使用(更なるエレメント延長)は断念。次のモービルに期待するしかない結果となった。

14MHzの3連敗に続き、18MHzも負けてしまった。ここまで来ると「じゃあHR18を買って~。」とはならない。18MHzはHFB-15@21MHzの延長Ver.が全バンドを通じて大成功しているので、現車ではこれでいく。と言うことで、走行モービル使用が出来ないホイップアンテナのコレクションが増えていくお話でした…、ん?


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 時刻表復刻版@1968年10月号 | トップ | 2本のHF40CL(7MHz用ホイップ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

18MHzアンテナ」カテゴリの最新記事