HF16CLの次のターゲットは、2本のHF40CL@7MHz用センターローディングホイップだ。これも先日、HF20CL@14MHzと同じように個体差があることが確認されている。
前回(10/3)は間抜けなことに、MP&MJ-L仕様のチェックケーブルを自宅に忘れて行ったため渋々簡易測定するしかなかったが、今回(10/16)はチェックケーブル&本チャン基台でお店を広げてアンテナアナライザーで本気測定を行う。
アンテナ側の条件は、標準エレメント@L=1199mmの挿入長さを最大と最小の2パターンとし、加工無しで行える調整範囲を把握していく。その結果は以下のとおりだが、エレメント長さ“L”はホイップアンテナ本体から突き出ている長さ、SWRはボトム値、帯域はSWR≦1.5範囲とする。
■HF40CL(1本目、DP時は左エレメント)
・L=1149mm:f0=7.066MHz、SWR≒1.00、Z≒50Ω、帯域=7.040~7.092MHz(7.066MHz±26kHz)
・L=1182mm:f0=6.995MHz、SWR≒1.00、Z≒50Ω、帯域=6.968~7.022MHz(6.995MHz±27kHz)
■HF40CL(2本目、DP時は右エレメント)
・L=1149mm:f0=7.055MHz、SWR≒1.00、Z≒50Ω、帯域=7.028~7.082MHz(7.055MHz±27kHz)
・L=1182mm:f0=6.985MHz、SWR≒1.00、Z≒50Ω、帯域=6.958~7.012MHz(6.985MHz±27kHz)
今となっては、このホイップアンテナの個体差を把握していなくてもダイポールの調整結果には影響しないし、それとは別にホイップアンテナ用のHF40CL(CW用、拡張帯SSB用エレメントの2本体制で立ち上げ済み。)が既に立ち上がっている。
とは言え、せっかく同じモデルが3本あるので、その内の2本を利用しない手は無いだろう。正直興味本位以外の何物でもないが、個体差を詳しく見ることが出来て自己満足に浸っているRVKでした~。
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