横浜市社会福祉士会ブログ

これからは市町村の社会福祉士会も重要です。

関東学院大学とのコラボ企画

2011年07月17日 | Weblog
社会福祉士現場実習を受け入れた事業所から実習生や養成校へ様々な意見があることをよく耳にします。しかし、資格を目指す後輩たちへどのようなアプローチが必要なのか検討していく中、直接養成校の担当の先生へアンケート調査を行いました。その結果として今回のコラボが実現しましたのでご報告をします!!


*7月14日、気温34℃の猛暑日、横浜金沢区にある関東学院大学に社会福祉援助技術現場実習の授業にゲストスピーカーということで横浜市社会福祉士会として行ってきました。

[関東学院大学ではこれまで実習に出る前の授業で主に卒業生による実際の現場での業務について学生に伝えていたそうです。]

 来年からの社会福祉士現場実習のカリキュラム変更もふまえ、また社会福祉士の受験資格を取るからには大学での学びと社会福祉士の専門性を活かして欲しいという願いから社会福祉士の仕事がイメージを沸かせる実習にするための学習プログラムを提供したい、ということで横浜市社会福祉士会に今年4月、依頼がきたものです。

支部として、検討の結果、「社会福祉士として今現在仕事をしており」かつ「大学生となるべく年が近く」「SWについて」を学び続けている横浜の地域包括で社会福祉士をされていた鈴木剛さんを講師に、菅野支部長、研修担当役員の島田さん、副支部長尾形でご一緒してきました


鈴木さんの講義は、実習に出るにあたり、社会福祉士の仕事がイメージでき、社会福祉士の専門性が理解され、実習が有意義なものになるように、ということで地域包括の社会福祉士業務についての紹介をしたうえで、社会福祉士の専門性を考えるための演習を行いました。


24名の学生さんたちは本当に皆真剣に取り組みかつ、我々が思いもしなかった視点を編み出したりと、現場で実習指導をする我々にとっても多くの気付きを得ることができました。終了後、実習指導室でふりかえりを行いました。講義内容と学生の反応は予想以上であったこと、今回のような講義ならば、実習課題を立てる5月頃や実習先の選定の時期である2年時の春先でもよいとの感想をいただきました。

また、実習先選定の一環、あるいは就職先を考える上での社会福祉士の現場見学ツアーなどもあるといいとのお話もあり、今後の組織向上的支部活動の企画に参考になるものでした。
今後も養成校と社会福祉士会との連携を進めていこうと確認し合い、学校をあとにしました。