横浜市社会福祉士会ブログ

これからは市町村の社会福祉士会も重要です。

成年後見制度の普及願う

2006年01月26日 | Weblog
本日(1月26日)、神奈川新聞読者のページに掲載されました。
自画自賛するようですが、とても意味があると思っています。
1.成年後見制度を取上げてもらったこと
2.社会福祉士として投稿したこと
3.横浜家庭裁判所にも市民としての声が伝わったこと(後見係に情報提供済)
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成年後見制度の普及願う
 社会福祉士 須田幸隆 61 (横浜市)
 本紙、12月30日の「この人欄」に横浜家庭裁判所の新任所長さんが紹介
されていました。「社会ニーズに応じた改革の機運が高まっている。
いい時代に巡り合った」と決意をにじませていた。
新任の抱負の中に「成年後見制度の充実」を挙げられていました。
補助人としてこの制度にかかわる者の一人として、とても心強く思いました。
 私がこの制度に関わるようになったのは、2002年5月横浜家裁の調査官から
報酬が支払えないために、補助人の引受け手がいないと相談があった時からです。
 当時私は福祉事務所長でした。生活に困窮する方々の生活支援に携わって
いましたので、一も二もなく自ら引受け、定年退職した今でも補助人活動に
従事しています。
 急速に進む高齢社会、判断能力が不十分な方の急増、一方でそれを狙った
悪徳商法の横行などが社会問題化しています。そのためにも、早急にこの制度を
根付かせていく必要があります。
私も新任所長さん同様「いい時代に巡り合った」と思っています。