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Music Mania

No Music No Life

トナラー

2023年05月14日 | 日常
広い駐車場で、周囲はガラガラに空いているのに、わざわざ隣に駐車してくるドライバーのことをトナラーというらしい。
それで僕は困ったことがあった。
別にドアが当たってキズがつくのを恐れているのではない。
そんなことをいちいち気にするタイプではない。
しかし、人によっては事情があって、隣に停められたら困ることがあるのだ。

昨年の夏、足のケガで松葉杖をついていたときだ。
当時、左足が不自由なだけで、クルマの運転に支障はなかったけど、乗り降りするときドアを全開にする必要があった。
週に一回通院していたが、ドアを全開にせねば乗り降り出来ないので、駐車場の一番遠いところに停めていた。
広い病院の駐車場の一番遠いところから、両松葉杖で歩くのはしんどかったが、仕方がない。
入口近くで、一台当たりのスペースが広くとられている身障者用は、身体障害者手帳がないと使えないからだ。

その日も診察が終わり、誰もが止めたがらないような一番遠いところのクルマまで、松葉杖をつきながら歩いた。
すると、ありえない光景に目を疑った。
そのあたりは自分のクルマしか止まっていない目論見だったのに、なぜか真横にピッタリと誰かのクルマが停めらていたのだ。
他にもたくさん空いているところがあるのに、なぜかその人は僕の真横に停めたのだ。
おかげで僕はクルマに乗り込むことが出来なくなってしまった。
幸い、助手席側は空いていたので、そっちから乗り込むことが出来たが、まだ骨が繋がっていない状態で助手席から運転席に移動するのは大変だった。

というわけで、他にもたくさん空いているスペースがあるのに、無意味に隣に停めると、とても不自由なことになる人もいるので、やめてほしい。
身体障害者手帳を持っていない、一時的に不自由な人間は身障者スペースにも停められないのだ。

とはいえ、どこに停めようがそれは自由である、オマエの事情なんて知らねえよ、という意見もあるだろうし、それはそれで正しいとも思う。
なので、せめて人がわざわざ隣に停めてくるのは仕方がないと諦めるけど、自分はトナラーにはならないようにしようと思っている。
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