先週の関西レベッカ祭りだけど、こういう一つのアーティストのトリビュートバンドばかりが集まるイベントというのは、お客さんからすると、かなり楽しいものに違いないけど、やってるほうとしては、ライバルバンドとのバトルでもある。
もちろん、楽しくやってるわけだけど、どうしても勝ち負けを考えてしまうのだった。
ジャッジするのはお客さんだとすると、最も盛り上がりその後の反響もすごいのが、3番目に登場したレミーマルタンである。
元々80年代に結成され、大阪で大変な人気を誇った伝説のバンドなのだが、この度30年ぶりに復活を果たしての参加だ。
何しろ、お客を盛り上げることに長けていて、圧倒的なパフォーマンスを見せてくれた。
ここのギタリストさんは以前別のバンドで対バンをしたことがあるのだけど、超がつくほどのAC/DCフリーク、アンガスフリークである。
ギターは特注のSGで、バカテクの持ち主。
はっきりいって、僕なんか全く勝負にならない。
ボーカルは元「うたのおねーさん」でノリがすごい。
もちろん歌もうまい。
なかなか味のあるライブを見せてくれたのは、2番目の福井から参加されたNOBECCAだ。
ボーカルはレベッカバンドには珍しくショルキーを弾きながら歌う。
声質がNOKKOに似ていて、とても楽し気である。
ここのドラマーさんとは以前から親しくさせていただいてるんだけど、演奏を聴くのは初めてだ。
目玉となったのは「ラブ・イズ・キャッシュ」でのゴーゴーというダンスで、これはレベッカ86年ツアーのときに実際にやってたのを再現したのだ。
会場が一体となって振り付けをしてるのは楽しくてとてもよかった。
オープニングに登場したRebekahもよかった。
ここは、4バンド中唯一パーカッション奏者がいる6人編成で、どちらかというと関東のバンドにこの編成が多い。
そして6人中4人が女性という、女性中心のバンドだ。
最初の出だしが、本家レベッカと同じくSEからスタート。
この関西レベッカ祭りのオープニングにふさわしい演出だったと思う。
ここでの空気づくりがとても見事で、このあとの盛り上がりに多いに貢献してたと思う。
昨年秋に発売されたばかりの新曲も披露してくれたし、後半の盛り上がりもよかった。
さて、僕たちである。
個性的な3バンドが続いたあと(とくに3番目の凄まじいパフォーマンスのあと)かなりやりにくい。
たぶん、僕らがもっとも正統派であるかわりに、もっとも無個性で、ただ単にレベッカを演奏してるだけのバンドになってしまった。
とくに、時間がなかったことで、僕らの盛り上げどころであるコールアンドレスポンスが出来なかったのはつらい。
前回の鈴鹿でのライブみたいに客席乱入もない。
それでも限られた時間、限られた曲数のなかで、精いっぱいライブを行ったつもりだ。
実際、歌も演奏もよかったと思う。
しかし、中途半端すぎて惨敗状態。
このイベントは、同じレベッカバンドばかりが刺激しあったことで、とてもいい勉強になった。
今後の課題は山積みである。
今回のライブはいろいろ勉強になりました。
同じレベッカバンドでありながら、それぞれ個性があって、持ち味を出していたと思います。
自分たちのライブ動画を見て思うのは、良くも悪くも硬い演奏だなってこと。
カチッとしたアンサンブルに加え、僕のギター音がハードで硬質なこと、ドラムが激しいこと、笑顔がほとんどないこと(特に僕とナオちゃん)で、非常に堅苦しい印象です。
それが持ち味といえば持ち味なんだけど、お客さんはそれで楽しいのかな?とも思います。
幸いというか、僕は世界の一流のライブバンドをいくつも見てきてるので、ようやくそれを生かす時が来たようです。
KISS、AC/DC、ストーンズ、ジューダスなどなど、いい教科書はたくさんありますしね。
レミーマルタンさんとは大阪で伝説のバンドなのですね。
順位を競うようなコンテストじゃないけど、特に同じバンドのコピーだとどうしても他のバンドをライバル視してしまうものですよね。
今回は時間が無かったと言うことで、思うようなパフォーマンスが出来なかったかも知れませんが、私は正統派だってあって私はいいと思いますよ!
なんか名前が長くなってるし(笑)
気持ちだけでもありがたいです。
いつものライブは、レベッカバンドは僕らだけなので、それなりの評価をいただいてたのですが、今回みたいにレベッカバンドばかりだと、やはり他と比べられますし、勝敗の差がつきます。
次に大阪でやるとき、それは十六夜丸☆久美さんたちとするときですよ。
日が決まりましたら連絡ください。
諸事情により一人では不安なので、、
でも結局同伴を見つけられず逃してしまいました。
また大阪でやる時、同伴探しますので決まったら教えてください!