たそがれ縁側日記

ボケ老人の独り言

滋賀県新幹線新駅どうなる

2006-11-06 11:21:08 | Weblog
 滋賀県栗東市長選挙で新駅推進派の現職市長国松正一氏が当選したことにより、凍結派の嘉田由紀子滋賀県知事との関係がますます難しくなっている。
国松市長が再選されたとはいえ、凍結派の対抗馬二人の得票を合わせると国松市長の得票数を上回るので、地元の凍結派は今回の選挙によって新駅推進が承認されたわけではないと言っている。むしろ数では反対票が上回っていることを強調している。
 新駅の実現で一番利便を受けるはずの地元栗東市民の中に、多くの反対者がいることは考えなければならないが、それならなぜもっと早く建設反対の市民を結集できなかったのか。構想の段階から地域情勢はそれほど変化しているとは思えないが。
 現実に建設が進んでいる今、建設を中止するとそれに伴う権利関係に重大な影響を及ぼすことになり、膨大なムダが出ることになるが、それでも中止すべきかを総合的かつ具体的に計算して示す必要がある。時のムードと政争の具にすることで政策を判断されるツケは結局県民が負うこととなる