僕の菜園日誌

家庭菜園40%、水彩画40%その他雑記20%の生活ブログです。ごゆっくりどうぞ。

自然の涼

2008年07月15日 | ライフ
連日真夏日が続きます。皆様いかがお過ごしでしょう。
昨日この暑さの中、錦帯橋にふらりとでかけたのですが、いや~暑かったっす。時刻はまだ10時過ぎだったのですが、すでに日差しは強烈です。汗だくになって歩き回り、真夏の錦帯橋を撮りまくりました。
この日は(後になって知ったのですが)NHKのお昼の番組、「生中継、ふるさと一番」の中継でスタッフの皆さんが鵜飼いの様子を取材をしておられました。レポーターの江口ともみさんもいらっしゃいました。皆さん汗だくで・・・ごくろうさまでした。
僕はというと、対岸の桜の木の木陰で水分補給。錦帯橋とそのテレビクルーの様子を眺めながら一休みです。歩いているときは気がつかなかったのですが、静かな風が体を冷やしてくれます。そして目の前には錦川のせせらぎが心にも風を通してくれます。自然の涼って良いですね。僕たちはつい人工的な涼しさを求めて建物の中に入ろうとするのですが・・・虫や鳥の鳴き声まで不思議と涼しげに感じました。
錦帯橋の桜の木の下は自然の涼を満喫できる憩いの場です。皆さんそれを知って、リフレッシュされてました。

いよいよ伊予

2008年07月11日 | 水彩画
数日前、新聞の折り込みチラシでみつけた。で、つい、釣られて予約しました。
「夏の感謝祭!」四国の旅、道後温泉編。大人1人1万円。
山口←→愛媛のフェリー往復料金。それに1泊2食の宿代もはいっている。夕食はまともなものがでるのでしょうか?(僕はこれだけが楽しみなのです)
この格安旅行で今年の家族旅行を済ませろとの指示。(家内より)初めての松山を満喫してきます。って、一泊二日の旅行じゃ観れるところも限られますよね。子規堂、松山城、道後温泉、坊っちゃん列車。お勧めのスポットがあれば教えて下さい。
今朝松の剪定をしていて思い出した。以前「うかたま」に載ってた松葉サイダーの作り方、やってみた。砂糖水と若い松葉を入れて、数日間陽に当てると、なんと自然炭酸ソーダが出来上がるらしい。皆様もご家庭に松のある方はぜひ・・・実験してみよう。

雨の錦帯橋

2008年06月29日 | 水彩画
雨、よく降りますね。雑草の成長スピードに対抗できなくなってきました。数日前に草刈りホーで根際からげずりとったのに・・・もう新しい芽をふいています。さらに抜いた雑草も普通は放っておけば枯死してしまうところが連日の雨で元気に再生して根をおろしている場合もあります。
小まめに管理すれば9月の秋野菜の頃まで順調にいくのですが・・・と、野菜の収穫そっちのけで畑の管理ばかりが気になっている僕。何のために菜園を楽しんでいるのやら…です。
さて、錦帯橋の絵をぜひ・・・と言われてまたお金にならない仕事をしております。いつも見慣れた錦帯橋ですが、「描こう」と思って取材していると気付くことが多いです。この日は曇り空で時折霧雨が降ってましたが、風がなくてきれいに橋が水面に映ってました

加工・描こう・画こう

2008年06月24日 | 水彩画
僕は軟らかい鉛筆を使い、消しゴムはほとんど使いません。大まかな明暗の印象だけで細部にもあまり構わないようにします。
出来るだけ原形とその印象が写し取れればと考えます。
申し分のないモチーフを探す為に時間を浪費することはよくあることです。完全なモチーフ・風景など・・・・本当はありません。最近になって気がついたことです。(遅すぎ・・・)
あるのは元となる原型です。なければ現実を修正・加工しましょう。頭の中に思いついたものを形に作り上げたら・・・心地よく見えるものが出来上がるかもしれません。

梅雨晴れ

2008年06月23日 | ライフ
長雨がいかに憂鬱とはいえ、「梅雨」という季節がなくなると、物足りなさを感じるのは日本人だからでしょうか。視覚から感じる前回のスペインの風土とは明らかにちがいますね。
明度は低いけれど湿度は色を濃厚に見せてくれます。空気の感じも変わります。雨天の景色は色彩快適度でいうと、けして不快ではないかも・・・です。
多色で色鮮やかな絵が必ずしも好まれるとは限りません。
むしろ限られた色で平均彩度を下げたほうが、目には快適に映る場合が多いですね。そこに差し込む明度。
梅雨晴れは視覚の演出効果は大きいです。野菜たちも一番成長する時期です。
「つゆ」と言えば、こちらもどうぞ。鰻&山とろ&そうめん・・・・です。こちらは視覚的に多色で目がチカチカします。

キアゲハ羽化

2008年06月17日 | 菜園
5月末わが家の東側の外壁にキアゲハらしき蛹(さなぎ)がぶら下がっていました。わが家のそのまた東側には僕の菜園がある。菜園の西端の一番目の畝が人参。彼女は(僕は勝手にメスだと思っている)そこで孵り、無事に終齢幼虫まで育ったのでしょう。最後の蛹(さなぎ)への変態をむかえる場所が人参の頼りない茎ではちと不安と思ったのか?彼女はそこから遅い歩みで最適の場所を探しながら長旅を続けて「まあ、ここなら・・・」と辿り着いたのがわが家の外壁だった様です。
僕は後になってこの蛹(さなぎ)に気がついたのですが、彼女がここにたどり着いた時からいち早くそれに気づき、僕よりも先に日々観察をはじめた人間がいたのです。意外にもそれが家内であるとは・・・。今日の冒頭の写真を納めたのは実は家内なのです。今日は彼女の撮った観察画像をご覧ください。
さて、その幼虫は最初、幼虫の姿のままで蛹(さなぎ)のポージングをとり、さながら電柱に上って作業をする人のように腰にローブを回し自らの体をその重みでぶら下げる。次に緑・だいだい・黒の迷彩スーツを脱ぎ、蛹(さなぎ)に変態。下にスーツが丸まって脱ぎすてられています。その後ひたすらぶら下がるだけ。夜になるとすぐ上の窓には明かりが灯り、それに群がる虫を狙ってヤモリが何匹も出現する。・・・よく無事でいられたものだと感心する。
蛹(さなぎ)のままで12日間。13日目の朝、幸運にも羽化するその瞬間の画像を妻がとらえた。幼虫からはとても想像できない姿。まだ羽根が濡れている。完全に乾ききるには1時間も2時間も時間がかかるだろうと妻は昆虫図鑑の知識でそれを知っていた。この冒頭の画像を撮影後、家内は家事をするために一度家に入った。それから1時間後、彼女の姿は突如消えていた。ショックの妻。鳥に食われたのか、それとも無事空に羽ばたいていったのかそれはわからない。
翌日僕はフェンネルにぶら下がっている別の蛹を見つけてやった。妻はそれをプラスチックのケースに入れて室内で飼っていた。羽化する瞬間を見逃してもその後、室内だから鳥に襲われる心配はない。が、ショック。その蛹は別の生き物に寄生されていた。小さな羽虫が蛹の身体を突き破ってウヨウヨ羽化したとのこと。
キアゲハが無事に成虫になり畑を飛び回るまでの確率はどのぐらいだろう・・・。完全無農薬栽培でこれだけのニンジンが無事に収穫できる。キアゲハへのおすそわけどころが大盤振る舞いをしても良いと思う。キアゲハの幼虫はよく見ると愛らしい姿をしている。そう見えてきませんか?

結婚記念日

2008年06月08日 | ライフ
昨日は12回目の結婚記念日でした。一昨日、ミニブーケ、それに妻のお気に入りの店にてお祝いのプレゼント(シャツ?カットソーていうのかな?)を買って帰りました。店内に入ると、「プレゼントですね、何をお探しですか?」
・・・・何を買うにしても、付きまとわれることが苦手な僕なのですが、この日ばかりは店員さんを大変頼もしく感じました。
12年、長いようであっという間。結婚生活なんて何も問題が起こらないことのほうが不思議です。期待していたような夢の結婚生活は裏切られ、夫の欠点に幻滅し、社会的には共働き、妻も仕事を抱えながら、家事の大部分をこなさなくてはなりません。互いに話すことは経済的な問題、子育ての問題ばかり。ですが、こうして10年以上、互いに許し、許され2人でやってきたました。努力をしてくれた妻には本当に感謝です。ありがとう。これかもよろしく。・・・ってブログ内ではよき夫を演出しておこうっと。

時差ボケ東京

2008年06月05日 | おすすめの一冊
Kai-Wai散策で見る写真とはちょっと様子が違うぞ。でも光と闇を感じるパレットはやっぱりmasaさんのものだと気付かされる。サビオウのページで嬉しくてつい笑いが・・・。
ブレることがこんなに美しく時間の躍動と静止とを同時に感じさせるとは。刻々と時を刻みながらけしてどこかへ過ぎ去ってはいかないのである。たぶんこの印象は僕の錯覚ではない。東京のいたるところでmasaさんに捕られられた移動物体は永遠に東京を走り続ける。僕は新しい網膜をまたmasaさんにいただいたと思っていた。が、そうではない。本来の自然な視力感覚を脳内に呼び起こしてもらったのだ。行儀よくピンのあった写真ばかり目にしている僕らは、科学(カメラや映像)に騙されているのかもしれない。輪郭線という境界線がいつも見えているとは限らない。
描くという行為は分かったつもりのものをあえて描きながら再検証していく作業だ。写真も然り。撮るという主体的な経験を通じてより深い理解を僕らは「時差ボケ東京」を通じて体験することができた。創造行為は個人個人、鑑賞者のなかで完結するのだ。
体験希望の皆さまはLOVEGARDENさん、ブックダイバーさん、青木書店さんまで。
・・・・なんて好きなこと書いてしまった上に画像を使わせていただきました。勝手な解釈お許しください。

ほたる&かえる

2008年05月27日 | 水彩画
このほたる田ごとの月とくらべ見ん 松尾芭蕉
今年もホタルが舞う季節がやってきた・・・。水田には月光が映り、カエルたちの自然ノイズは臨場感たっぷり。指揮者がいるのか、彼らの大合奏が一瞬、止む合間がある。息を止めたようなその静けさは何ともいえず・・・この静寂に「耐えられない・・・」と思った頃合いに、勇気ある1匹がゲコゲコと鳴きはじめる。・・・・・毎回沈黙を破る1匹は同じ奴なのだろうか?それとも次、お前いけよ!って先導者の順番が決まっているのだろうか。・・・なんて子供のような想像をしながらチューハイで酔う。ここに越して早7年。縁側から蛍火を眺められる贅沢はこの先もずっと続くのだろうか。来月から油代また値上げで・・・・弱気な父。
最近野菜記事がありませんでしたので、すっかり菜園離れしているのかな~!・・・なんてお思いの方もいらっしゃると思います。そんなことはありませぬ。好きな野菜作り、楽しんでおります。と、いうわけで画像だけは掲載しておきます。最近の畑から・・・ホウレンソウ トウモロコシ タマネギ レタスです。・・・よく出来てるねぇのコメント、受付中。(^▽^;)

理屈より子供の欲求

2008年05月23日 | 水彩画
「毎日描く」これは絵描きにとって大切なことです。「継続は力なり」ってみんな仰います。
でも、楽しくかつ好きなことって、意識的に工夫しなくても、自然と持続できます。
他にもっと楽しい遊びがあれば別ですが。例えば野菜作りとか・・・。先週けいはじいちゃんに釣りに連れて行ってもらいました。
まだ2回目。そのワリには中々サマになっているでしょ。

【お知らせ】僕の大好きなブログ、Kai-Wai散策のmasaさんの写真集「時差ボケ東京」が発売されました。
実はこの写真集、目にすると脳に効く。つまり頭が良くなる刺激が凝縮されているという噂が。皆様、ぜひ・・・です。

どうか笑顔が自然にみえますように

2008年05月10日 | 水彩画
生命賛美らしきコピーを添えて額装すれば・・・一見、観れるものになるだろう。が、あまりにも・・・・ありきたり・・・。
である為、止めた。絵は簡単に出来るが、それに添える文章がいつも出てきません。それが出来たなら、拙ブログも毎日更新されることだろうに・・・。だから深い意味もなく今、畑にある作物を全部書き出してみました。
笑顔が自然に見えますように・・・。
この夏僕の水彩画が或る食品パッケージの表紙に採用されたようです。無論画料はタダです。妻に話したら呆れられました。おひとよし日曜画家なのです。

花巫女行列

2008年04月13日 | ライフ
僕には凶悪な顔には見えなかった。「あんな話こんな話」のアイドル犬こと柴犬ヒメちゃん。「うま、うま」とご満悦の様子。ワンコ用のパンがあるとは知らなかった。
さて、本日は、花巫女行列(地元天神様のお祭り)で、ゆきは童巫女の装いで車にのり、お供を致しました。おでこに黒い点をつけて・・・まさにわが家のヒメも柴犬のようでした。昔はたぶんこの車を牛が引いてのでは、と思います。「花巫女は毎年赤字でのぅ」ご年配の世話役の方がこぼしておられました。最近は寄付が集まらない上、子供会に参加する世帯も減少しているとのこと。見れば祭の世話役はいずれも高齢の方たちばかり・・・。あいにく小雨も降り出し見物客もまばら。ちょっと寂しいお祭りでしたが、行列は地元商店街を通り、そのはずれの天神様まで。最後は天神様の本殿にて祈祷。子どもたちはお菓子を貰い無事終了です。お土産を頂くのが申し訳なく感じたのでした。皆様お疲れ様でした。

「今」らしき過去の余韻

2008年04月10日 | クロッキー
子供たちの成長は早い。彼らの「今」を見て描いているつもりでも、実際は過ぎ去った彼らの「過去」を見て僕は描いている。
鏡に映った自分でさえ、光の速度を考えれば過去の自分である。
過去は物理学的には存在しない。が、人はその過去を感じながら生きている。
「今」と感じたそれはすでに存在しない「過去」の情報なのであり、「今」を見つめて描くということは永遠に不可能な作業のかもしれない。が、自分が感じた「今」だった「過去」を通して「今」を想像することができる。「過去」を見ながら「今」を実感することができるのである。
人生は短い。「前向き」に生きようとは良い言葉だが、今の自分は未来の自分のための「手段」ではない。その未来の自分もそのまた先の自分への「手段」と化してしまう。今らしき「過去」を見つめ「今」の自分と向き合おう。そうすることで僕は未来志向のあせりから救われるような気がする。

Field of Dreams

2008年04月02日 | 菜園
春休みになりました。子供たちと朝から畑仕事です。近所のホームセンターから鶏糞を大量に購入。各畝に鋤き込みます。疲れ知らずの助手たちが良い働きをしてくれます。鍬やレーキを持つ姿もなかなか板に付いてきました。昨日はトウモロコシ、ホウレンソウ、ニンジンの種をまきました。トウモロコシは黒マルチを敷き、生育を早めます。ホウレンソウはすじまき、そしてにんじんはすでに穴のあいた玉ねぎマルチを使いました。そして2週間前に発芽したレタスはセルトレイからポットに植え替えです。春レタスは毎年妻が楽しみにしているため、欠かせません。大量に作ります。今年は例年になく畑の準備が着々と整ってきました。
そして夕方は体育の時間。田圃で三人、キャッチボールです。ランニング姿で走り回るけいでした。

一目惚れは正しい選択

2008年03月23日 | ライフ
僕は題材を決めるのが下手です。つい、より好みしてあれこれ迷ってしまいます。最初に見たあれにしとけばよかった・・・なんて、まるで買い物といっしょですね。で、舞い戻ってみたら、もう気に入った品物は他の人に買われてなくなっている。後悔。さっき覚えた「ちょっと描いてみようかな」という感覚はあれ?どこに。「勘」とか「予感」って、そういったもので、考えたり、欲を出したりすると、不思議と消え失せてしまいます。
自分がさっきまで何をしようとしていたのか?それが思い出せない。困ったものです。
ヘタな絵描きは題材を選ぶまでが長い?僕だけでしょうか。何度も同じパンチを食らってしまいます。技術の修練度が上がるにつれ、良い絵描きは専門的知識よりも直観的理解に頼るのかも・・・ですね。