今回はE655-1やE655系日章旗用の菊の紋章づくりを記事にしたいと思います。
8月に開催された鉄道模型コンテストで限定販売された特別車両(回送仕様)。
大人の事情でE655-1と謳えないのでしょうが、やはりお召仕様として
コレクションしたいと思うのは間違いなく私だけではありません。
しかしながら、菊の紋章をどうやって準備するか、
それがかねてからの課題でした。
KATOのAssyパーツであればDD51 842やDD54の日章旗、
レボリューションファクトリーからは真鍮板のものがあるようですが、
今となってはどれも在庫切れで入手する術がありません。
菊の紋章単体であればオークションで出ていたりするのですが、
実物がよくわからない上に高額で落札されていて、
こちらも手の出しようがありません。
ということで、いつか買おうと思っていたDD51842をこの際だからと購入し、
付属する日章旗のパーツからコピーする方法を取りました。
(DD51842はE655系を牽引したことがあるので。→こちら)
▲DD51 842に付属する日章旗
型取りはダイソーで売っている「おゆまる」というのを使いました。
熱湯で柔らかくなったところで、紋章に押し当てます。
▲おゆまるを日章旗の紋章部分に押し当てた状態
冷めたところで歪まないように慎重に取り外します。
結果を見てみると、なんということでしょう、実によく型が取れているではありませんか!
▲念のためこんな感じに大量生産
パテ(モリモリを使用)を練り込みます。
▲1号編成の御料車も同様に型取りして、あわせて22個作成
翌日、恐る恐る取り外し。
おゆまるがカチカチではないので、うまい具合にすんなり取れました。
▲取り外したままの状態
どれも薄いのでひびが入らないようにバリを除去。
▲上2段が使えるレベル、下2段はボツorサイズ合わず
塗装はエアブラシ、と行きたいところですが持っていないので筆で。
▲薄く2~3回塗った状態。まぁ、無難に使えそう
このあと、慎重にヤスリの上でスライドさせてさらに薄くして、ボンドで接着。
一回り大きい感じだが、立体的だし、初めてにしては上出来!(完全に自己満足です)
ついでに、お世話になっている工作室キムラさんでEF5861用日章旗のパーツを
あらかじめ入手してから、使い古しのEF5861用日章旗をE655系用に改造しました。
▲旗は紙を貼り直して、しめ飾り?はミシン用の糸で作成。少々バランスが悪い…
もう一度・・・
初めて型取りして作ったのですが、案外スムーズにできました。
またチャンスがあれば挑戦していきたいと思います。
同じような悩みで小ブログをご覧になられた方には、
少しでも参考になれば幸いです。
P.S
今度は「JR」マークを悩み中。やはりこれも自作か・・・
御召9001M E655系お召列車 2013/10/28 12:00 東北本線東鷲宮~栗橋間
ワシクリをE655系お召が通過しました!笑
モジュール制作3回目を書こうと思ったのですが、ネタ薄で・・・
写真を撮ろうとカメラを構えていたら、な、なんと、E655系お召が姿を現したのでした!
それはもう、無我夢中でシャッターを切りましたよ(笑)
はい。さて、本題に戻ると。
このE655系お召を飾るのが、ワシクリ・ジオラマ制作の本当の目的です。
きっと走ることはないでしょうからね・・・
水沢踏切西側のかぶりつきアングル
御召9002M E655系お召列車 2013/10/28 16:00 東北本線栗橋~東鷲宮間
(クリックすると拡大画像をご覧いただけます)
E655-1は今年の鉄道模型コンテストで購入しました。
凄まじく混んでいた上、ほとんどの人が複数個買っていたので、すぐに完売になりました。
ちなみに、私は1両しか買っていません…。後悔はしていません(汗)
室内再現はエヌ小屋のNo.10122 E655系「和」パーツフルセット を購入。
E655-1の車内は適当に作成・印刷して切り貼りしました。
特に苦労したのは「菊の紋章」でしょうか。それについては、近日公開したいと思います。
(きちんと工程ごとに写真を撮っておきました)
予約していたKATOのD51498が土曜日に届きました。まずはと、写真を撮ってみました。
(クリックすると拡大画像をご覧いただけます)
かなり見応えがあるなかなかの完成度!
キャブまわりは、本物さながらのこだわりよう
俯瞰気味に
セピア色のデゴイチ+旧客
(クリックすると別写真をご覧いただけます)
ついに実現! C58363&C57180&D51498
(クリックすると別アングルの拡大画像をご覧いただけます)
EF5861とD51498との並び
買ったのはいいが、走らせる機会がないんですよね。。。
まぁ、正月にでも線路を出して走らせてみることにしましょう。
おまけ
遅2レ EF510-514+24系【北斗星】 2010/12/05 10:09 東北本線栗橋~東鷲宮間
(クリックすると拡大画像をご覧いただけます)
10時にまでなると、だいぶ正面にも陽が当たるようになりますね。
そろそろ着雪が期待できるシーズンですが、EF510は期待できるんだか…
さて、予定通り3月に引退となるお座敷客車“ゆとり”。
尾久車両センターに所属する、JR東日本が所有する最後のJT客車、かつ最後の14系です。
E655系“なごみ”が登場し、“浪漫”→“彩”、“なのはな”→“ニューなのはな”のような置き換え目的で引退するわけですね…。
私は、昨年6月17日にEF58牽引のゆとりミステリーというかなり思い出深い団臨を企画実施したので、その際に引退することを聞いていましたが、やはりJT客車の消滅は、鉄ちゃんにとってはもはや鉄道界の終焉を迎えたようなもんです。。。(言いすぎですね…笑)
さてさて本題です。
実は…KATOから“ゆとり”が発売されるんです!
http://www.katomodels.com/product/nmi/14kei.shtml
いや~やられました。昨年4月頃にサロ東(ゆとりの前身、サロンエクスプレス東京)の中古(6400)を買っちゃいましたよ…orz
同時にEF651118も発売されるみたいですね!
http://www.katomodels.com/product/nmi/ef651118_rainbow.shtml
TOMIXの夢空間も欲しいし、、、お金がいくらあっても足りません。。。
EF651000→EF651118はさすがに塗装が難しそうですけど、テキトーな初心者ならサロ東→ゆとりのお座敷改造くらいならそれなりにできます。
今日はそんな紹介をしてみたいと思います。
ペンチ&ヤスリでイスの上端面をカットします。
それからたたみを作って貼ります。
テーブル、座椅子なんかもつくってあげると、それなりにまともに見えます。
実車は、ゆとりへの改造にあたって窓を増設したり、無駄に業務用室とかいうのを設けて定員を160人にしました。
画像右側の談話室も、1/3くらいカットされてます。
あんまりこだわってないのでごまかしてますけど…
さすがに車体に穴を開けるなんて私はできないですんで(ーー;)
でも、お座敷の雰囲気は出ているのではないでしょうか?笑
そして、肝心のテールマークと方向幕。
きれいじゃありませんが、これを加工して縮小して貼ってみてください!すると↓
サボや方向幕をつけると、ようやく“ゆとり”っぽくなりますね。
KATOから発売される“ゆとり”は、窓の配置、マーク等は完ぺきですが、室内の雰囲気は改造した方が良いのではないかと、勝手に自負しています(笑)
あ~でもどれもこれも欲しい…
ありがとう、ゆとり って感じですね、今となっては…。
長々ご観賞ありがとうございました!