『菊の紋章』を作る

2013年11月03日 01時14分44秒 | 鉄道模型

今回はE655-1やE655系日章旗用の菊の紋章づくりを記事にしたいと思います。

8月に開催された鉄道模型コンテストで限定販売された特別車両(回送仕様)。
大人の事情でE655-1と謳えないのでしょうが、やはりお召仕様として
コレクションしたいと思うのは間違いなく私だけではありません。
しかしながら、菊の紋章をどうやって準備するか、
それがかねてからの課題でした。

KATOのAssyパーツであればDD51 842やDD54の日章旗、
レボリューションファクトリーからは真鍮板のものがあるようですが、
今となってはどれも在庫切れで入手する術がありません。
菊の紋章単体であればオークションで出ていたりするのですが、
実物がよくわからない上に高額で落札されていて、
こちらも手の出しようがありません。

ということで、いつか買おうと思っていたDD51842をこの際だからと購入し、
付属する日章旗のパーツからコピーする方法を取りました。
(DD51842はE655系を牽引したことがあるので。→こちら


▲DD51 842に付属する日章旗 

型取りはダイソーで売っている「おゆまる」というのを使いました。
熱湯で柔らかくなったところで、紋章に押し当てます。 

▲おゆまるを日章旗の紋章部分に押し当てた状態 

冷めたところで歪まないように慎重に取り外します。
結果を見てみると、なんということでしょう、実によく型が取れているではありませんか!

▲念のためこんな感じに大量生産 

パテ(モリモリを使用)を練り込みます。 

▲1号編成の御料車も同様に型取りして、あわせて22個作成 

翌日、恐る恐る取り外し。
おゆまるがカチカチではないので、うまい具合にすんなり取れました。

▲取り外したままの状態 

どれも薄いのでひびが入らないようにバリを除去。

▲上2段が使えるレベル、下2段はボツorサイズ合わず 

塗装はエアブラシ、と行きたいところですが持っていないので筆で。

▲薄く2~3回塗った状態。まぁ、無難に使えそう 

このあと、慎重にヤスリの上でスライドさせてさらに薄くして、ボンドで接着。



一回り大きい感じだが、立体的だし、初めてにしては上出来!(完全に自己満足です)

ついでに、お世話になっている工作室キムラさんでEF5861用日章旗のパーツを
あらかじめ入手してから、使い古しのEF5861用日章旗をE655系用に改造しました。

▲旗は紙を貼り直して、しめ飾り?はミシン用の糸で作成。少々バランスが悪い… 

もう一度・・・


初めて型取りして作ったのですが、案外スムーズにできました。
またチャンスがあれば挑戦していきたいと思います。

同じような悩みで小ブログをご覧になられた方には、
少しでも参考になれば幸いです。

P.S
今度は「JR」マークを悩み中。やはりこれも自作か・・・


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