goo blog サービス終了のお知らせ 

鉄道写真館「宿命」の由来

2009年07月17日 23時43分47秒 | 公開記事

今日は趣向を変えて、“鉄道写真館『宿命』”の由来でも綴ってみようと思います。

鉄道写真館『宿命』。このタイトルを「堅苦しい名前だな」と思われた方も多いかもしれません。多くの方に見られるものですので、本来はもっと簡略的にすべきなのですが、タイトル決定に際しては考える間もなく、すんなりこれに決まりました。

話はちょいと変わって、“砂の器”(公式ページはこちら)というTVドラマをご存知でしょうか。原作は松本清張。かなり昔に映画化されていますが、2004年にTBSで日9ドラマとして放送されました。詳しいストーリーは割愛しますが、殺害現場となる蒲田操車場(現 蒲田電車区/劇中では熊谷貨物タで代用)、証拠が散る秩父鉄道、そして舞台となる地を走るチャーターSLやまぐち号など、松本清張作品ならではというかさすがに手の込んだスケール。さらに、主人公の壮絶な生き様を音楽で表現した“宿命”(千住 明が作曲)は名曲中の名曲で、当時、高校生ながら私の心を大きく動かしたたいへん印象深い作品でした。

で、話は戻って、その後、高校の学園祭でたまたま「鉄道の写真展をやらないか」と話を持ちかけられたのです。この頃の鉄道趣味はまさしく閑散期で、500人近くいる同学年でも鉄道写真をやってるのは皆無という状況でした。ということで喜んで引き受け、“砂の器”から肖って“鉄道写真展『宿命』”を開催するに至ったのです。(おかげさまで大好評でした!!笑)

そんなこんなで「当サイトはその延長線上にある」という意味合いもこめて、鉄道写真館『宿命』と名づけたのです。ここ最近では毎日1000PV、400IPほどのアクセスがあり、ご覧になられている方々には本当に感謝の気持ちで頭が上がりません。今回は感謝の気持ちといたしまして、“鉄道写真館『宿命』...PV” を制作してみました。期間限定ですので、ぜひお早めにご笑覧くださいませ。

ピアノ協奏曲「宿命」は、作曲が千住 明で、ピアノ演奏は故 羽田健太郎です。彼のピアノは宇宙戦艦ヤマト 完結編の「SYMPHONY OF THE AQUARIUS」(水惑星が地球に接近しヤマトが自沈するシーンで使用)でも聞き慣れていますが、本当にすばらしい。私自身、ピアノは超初心者(独学)なので、これだけのものがまさか弾けるわけもなく…。ぜひピアノが達者な恋人に弾いてもらいたいものですね(笑)


Nikon FM3A 特別復活

2009年06月29日 23時01分27秒 | 公開記事

 只今、かつて使っていたNikon FM3Aをリバイバル運用してます。というのも、ここ1週間は撮影するネタが豊富ゆえ、今使っているNikon D200に移行する際に残ったフィルム1本を手っ取り早く消化するための特別運用です。クマギョウと自衛隊機材輸送だけでも14枚使えました(笑)
 さて、改めてファインダーを覗いてみると、懐かしいさと同時に、視野が広くデジタルより見やすいのです。それでも、撮影したものをすぐに確認できるデジカメに慣れてしまうと、その不便さはなんとも言えません。今のフィルムを使い切ったら、もうお蔵入りになってしまうのでしょうなぁ…。

 Nikon FM3A発売当時は、デジカメが比較的安価で出始めた頃でした。市場の先端を行くお店としては、フィルムカメラかつマニュアルカメラはもはや処分品扱いだったようで、現金払いを条件に相当安く手に入れることができました。今となっては、ニコンが発売した最後のマニュアルカメラとして、今、このカメラを一般のカメラ屋じゃ見ることはできませんし、相場価格も定価の2倍、私が購入した額の4倍近い価格で売りに出されているようです。ですから、このカメラに限っては売りには出さず、ずっと大切に保管したいと思います。

 Nikon FM3Aで撮影した写真は、撮りきって現像次第、小ブログにUPする予定ですので、どうぞご期待ください。(上手に撮れてる保証はないですが…)

 おまけ
27日の朝に高崎線熊谷~行田間で撮影した動画です。本当に一斉に来すぎです…。


C61 20 を見に行く

2009年06月12日 22時02分05秒 | 公開記事

 「デゴイチ」ことD51 498が空焚きによって故障してからほぼ半年。さながら引退してしまったかのような静けさとなっている昨今であるが、去る6月10日にJR東日本(ソースは毎日新聞)から復活させる蒸気機関車の発表がありました。

 その車両は C61 20

 C61 20は、群馬県伊勢崎市の華蔵寺公園の敷地内に展示されている静態保存機。というこで、早速、見に行ってきたのであります


保存状態はまぁまぁといった印象 
(クリックすると拡大画像をご覧いただけます)


テンダー側から 
(クリックすると拡大画像をご覧いただけます)


C6120についての説明。愛称は「プリンス」。確かに、そういわれてみれば・・・!?笑


公園の片隅にさり気なく佇む“シロクイチ”(←死ロクイチ なんかゴロ悪いなぁ…)。
(クリックすると拡大画像をご覧いただけます)


サイドビュー(合成)。●●○○○●●(2C2/4-6-4)の車軸配置は通称「ハドソン」。
(クリックすると拡大画像をご覧いただけます)


D51よりはスマートで、C57よりは力強いイメージ。まさに“プリンス”笑 (※合成)
(クリックすると拡大画像をご覧いただけます)


 C61形は、D51のボイラーを転用した機関車で、昭和22/1947年~昭和24/1949年の2年間に全33両が製造されました。動輪の直径は1750mmでC57と同様。最高時速は100km/hを誇り、東北本線、常磐線、鹿児島本線などで主に急行列車の牽引を勤めた機関車です。
 毎日新聞の記事によれば、東北線最初の特急列車“はつかり”を牽引した機関車のようです。昭和49/1974年に日豊線の延岡~南宮崎間を最後に引退となった、活躍期間が短めの機関車だったことが伺えます。

 現役時代の運用形態としてC57に近く、技術的な扱いとしてはD51に近かったことから、今回、復活蒸機に選出された理由なのかもしれません。

 なお、C61形は、現在、梅小路蒸気機関車館に動態保存機として保存されています。


梅小路蒸気機関車館でC62の影の存在であるC61


木漏れ日の中、復活のときを今かと待つ


激動の復活運転、所属先やメインの運転区間など、具体的な発表に期待が高まる

 さて、D51498が空焚きにより故障したのは昨年の12月中旬のこと。奇しくも復活20周年の記念運転を終えたばかりでした。一時はファンの間で、もはや絶望的だとまでウワサされ、聞くところによるとウン億円規模の修復費用がかかるとか。ひとまず、現在はJR東日本郡山総合車輛センターで復活へ向けての作業が行なわれているとされています。


陸羽東線での運転に向け回送されるD51498。このあとの悲運を誰が予想できただろうか

 一方で、このD51故障と関連があるのかは定かではないのですが、2月上旬にJR東日本(ソースは毎日新聞)は、C57180復活から10年を迎えることを機に、復活させるSL保存機を決定する特別調査チームを編成し、検討していることを発表。記事中には、碓氷峠鉄道文化むらのD51 96や“銀河鉄道999”のモデルとなったJR北海道所有のC62 3などが候補になっているとありました。


1999年に磐越西線で復活したC57180。「貴婦人」の愛称のごとく、美しいフォルム


復活へ向け点検調査されたD51 96。惜しくも今後も碓氷峠鉄道文化むらに残る

 今回発表されたC61が復活すれば、JR東日本としては3例目。管内には私鉄を含め、D51498、C57180、C11325(真岡)、C1266(真岡)、C58363(秩父)と6両になります。高崎機関区などで、ぜひ一同を会した撮影会などを開催してもらいたいものです。笑


権現堂と行幸湖桜並木

2009年04月09日 20時56分10秒 | 公開記事

再び権現堂へ出撃…。

満開で、散り始めています。


いや~本当にきれいです…


桜のトンネル。。。


お休み処にて。


前回ご紹介した南栗橋桜並木は一気に満開を過ぎ散り始め…

花びらの絨毯。


こちらにも桜のトンネルがありました。


10時頃がベストな光線!

さて、新スポットのご紹介!!
権現堂桜堤から見える大きな橋を渡ると行幸湖があります。

行幸湖湖畔には桜並木が続いています。


栗橋まで延びる並木。長閑ですねぇ…

なにもないんですが権現堂公園として整備されており、広大な駐車場があります。
ちなみに無料!(違ってたらごめんなさい) 権現堂ではなくこっちに停めるべきでしょう。

権現堂と南栗橋、行幸湖の桜の写真はこちら↓をご覧ください!


行幸湖の駐車場はコチラ↓


【今見頃!!】南栗橋桜並木

2009年04月07日 20時00分25秒 | 公開記事

権現堂のついでに南栗橋桜並木も寄ってきました。
こちらはネット上ではほとんど流れない裏スポットなのであります(笑)

青空に栄える桜と、川に転写する桜。


水面近くまで降りられる箇所がいくつかあります。階段になっていて安全です。


平和ですなぁ…

駐車をする際は、迷惑にならないようにお願いいたします。
ちなみに、道路は舗装されておらず砂利道になっています。

南栗橋桜並木と権現堂の写真は↓をご覧ください!


地図はコチラ↓


【今見頃!!】幸手権現堂桜堤

2009年04月07日 19時51分30秒 | 公開記事

幸手市の権現堂桜堤に行って来ました。平日早朝はさすが空いてました。
ちょうど見頃を迎えており、今週末は桜散る散るで最高ではないでしょうか!笑

菜の花と桜の対比がここの見所。朝7時半頃撮影。


桜は上のほうはまだつぼみですが、下の方はそろそろ散り始めという感じ。


菜の花はまだまだ元気です。


8時頃になると、団体客などがぞろぞろやってきます。


屋台開店前。早いところは8時頃から営業していたり…


国道4号に近い方は桜だけ。

権現堂の立地から、撮影は朝早めが順光です。
それを知ってか、朝は三脚を担いだ人が多く見受けられました。(自分は手持ちですが)

権現堂桜堤の写真をもっと見たい方は↓をどうぞ!


駐車料金いらず!南栗橋桜並木情報も掲載しています!!


当ブログについて

2008年01月01日 00時00分00秒 | 公開記事

  はじめに

 鉄道写真館『宿命』...Blog をご覧いただき、誠にありがとうございます。当ブログは、2008年正月に鉄道写真館『宿命』...HP(本家サイト)から全機能を移行して再出発しました。
 それ以来、撮影したものは即日UPをモットーに活動を行っております。列車番号、撮影時刻を明記いたしておりますので、ご覧になられている皆様の撮影などのご参考になれば幸いです。また、当ブログ左列にある検索窓に調べたいキーワードを入れると何かヒットするかもしれませんので、こちらもあわせてぜひご利用ください。


 プロフィール

 氏名/探すと本名を発見できるかもしれません(笑)
 撮影機材/Nikon D300s


 注意事項

 コメントやトラックバックしていただけるのは大変ありがたいことですが、一部迷惑的な行為がありますので、承認制にさせていただいております。ご面倒ですが、どうかご了承ください。コメントに関しては、基本的にすべてにお返事をいたしております。

 当ブログに掲載しております画像やその他のデータは、著作権がありますので無断のご使用は一切禁止といたします。個人での使用以外は、必ずコメント欄に使用したい写真の詳細とご氏名、連絡先、その旨を書き込んでください。よろしくお願いいたします。

 これはどの鉄道サイトにも記されていますが、鉄道運行に関する情報の鉄道会社等への問い合わせは絶対にやってはいけません。また、コメント欄を通じてのクレクレや嫌がらせは削除いたしますので、ご了承ください。

 撮影時は無理はせず、極力黄色い線の内側での撮影を心がけております。駅では三脚使用などの迷惑行為はしていません。皆様もどうかマナーをわきまえて楽しく撮影しましょう!


 管理者へ問い合わせ

 メッセージフォームをご利用ください。また、コメント欄は承認制にいたしておりますため、こちらでも構いません。公開してほしくない場合は一言添えてください。